朝に

 

無一物野郎の詩、乃至 無詩! 28     michiuo へ

さとう三千魚

 
 

夜中
目覚めた

女と
モコを

起こさないよう
階段を降りる

湯を沸かし
珈琲を

淹れる

紙を
ひらいて

平らに
ひらいて

花を
待つ

待っている

 

 

memo.

2022年11月26日(土)、しずおか一箱古本市での水曜文庫で行ったひとりイベント、
「 無一物野郎の詩、乃至 無詩!」第七回で作った28個めの詩です。

自分のために詩を書きました。

タイトル ”朝に”
花の名前 ”無花果(イチジク)”

 

 

 

#poetry #no poetry,no life

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