致 本來無一物野郎
本来無一物野郎に寄せて

 

Sanmu CHEN / 陳式森

 
 

雲很遠,海岸線
準備讀詩的人
站在站前的廣場,等
人群來去,而我
岩塊的流域,再來
一節。空無
物,同時打開每一
無。思緒,我響應風
流水,響應Bach
激流中的磐石。
一和所有,都先於我
而我只是復述。

 
 西貢,五月的雨中

 
    .
 

雲很遠,海岸線
 雲の遙かな、海岸線に
準備讀詩的人
 詩を読もうとしている人
站在站前的廣場,等
 駅前広場に立って、
人群來去,而我     
 人々の往来を待ち受けている、そして私は、
岩塊的流域,再來
 岩の流域から、
一節。空無
 もうちょっといってみるか。すっからかんな
物,同時打開每一
 もの、それを同時に開いていけばまたまた
無。思緒,我響應風  
 無だ。思うに、私は風と響き合い、
流水,響應Bach
 流れる水と、Bach この 
激流中的磐石。
 激流にも流されぬ巨石と響き合う。
一和所有,都先於我
 一そしてすべて、みんな私に先立つもので
而我只是復述。
 ただ私は繰り返して述べるのみだ。

 
西貢,五月的雨中
 サイクンにて、五月の雨の中で

 
 

日本語訳:ぐるーぷ・とりつ

 
 

 

 

 

致 本來無一物野郎
本来無一物野郎に寄せて
」への2件のフィードバック

  1. 林さま

    メッセージ、
    ありがとうございます。

    フォームに入力いただいたメールアドレスに、
    さとう三千魚よりご連絡をさせていただきます。

    どうぞ、よろしく、お願いいたします。

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