工藤冬里
https://torikudo.com/archive/an-operation/
開いた孔から絶え間なく水が流れ出ていて白Tの背中にも薄赤の滲みが拡がっていた
腎の代わりにゴミ捨て場を作るのかもしれない
コーちゃんもそうだった
超人間要塞 ヒロシ戦記みたいだ
薄暗く撮られた作為の器たちは嬢たちのように座っている
天然の姫が持て囃されるのは作為が野生化して逃げ果せていると錯覚させるからだが超男性は居ても超女性はいない
蛋白と野生化の様相はこの世では変わっているからだ
光と澱粉が鍵で二酸化炭素の方が先なのだ
RNA信仰は宇宙から撒かれた種というすり替えと大差はない
それはおんなおんなしたおんなが分裂する時の宝塚の種と手塚の種の関係に似ていなくもない
RNA刹那ともいうべきオンナオンナリンダリンダ
命が言葉で出来ているのは疑いようのないところである。それは御多分に洩れず4桁のパスワードから始められている。
2週間ぶりに酒を一杯飲んでみた
背中の傷はゲンタマイシンを続けるかドクダミにするか迷っている
あゝみなさんには関係のないこと
脳死の牛脳死の牛脳死の牛
雨で蛍もいなくなりかけています
早い方がいい
自分で建てて自分の寄付で壊すのを繰り返すという不経済のなかで良い時も悪い時もスタンバっていたLevitesはボブ・マーリーやオーティスを待つスタジオミュージャンたちの眼のようだ
ここら辺にはしょぼい池が沢山ある
私たちは土手でしょぼい感傷に耽る
そして名の知れた湖沼の写真のように写真を撮る
最後かなと思って見に行ったらいつもの橋の所には矢張りもう居なくて、次の下流のスポットで目を凝らして探していたのだが、しばらくして一匹だけ光ったと思ったらまっすぐこちらに飛んできて律儀に「私はもう光るのをお見せすることができません、左様なら」と言って去っていった。ほんとだってば
重力などないというのに立ち上がるのが大儀で引き摺り下ろされるように座り込む
浮くのは簡単そうに思えるが納期を引き寄せる弱い力はそれよりも強い
リンゴは落ちるのではない
腐るのだ
コロナは拡がるのではない
リンゴのように放置されるのだ
いつ本格的に切開して取り出すのか教えてくれないので不安でしたが突然もう化膿してないので来なくていいですと言われ拍子抜けしました。痛がるので少しづつ騙して取り出していたのかもしれないし医者の方に認知が入って既に取り出したと勘違いしているのかもしれないとも思いましたが若いしそれはありえなさそうだと思い直し腫れは引いたのでとりあえずこのまままた化膿するまで生活します。皆様にはご心配おかけしました。
#poetry #rock musician