工藤冬里
バットマンのような菱の実が丘々に散開している
映像は半導体に関する到着予想ナビのようなもので、小津は吸収され茶の湯の日本はもうない。(反日どころの騒ぎではない。)
どのショットにも日本消滅後に撮られたという刷り込みが確認される
英語は最後の最後まで主要言語である
そんな風にして仕切り直しの猶予みたいなものの最期がやって来た
食客の「今はここで暫く遊ばしてもらってるんだ」というクリシェの後に必ず出入りがあるように
四駆の車窓の風景は必ずスッパリバッサリ斬られる
接種済みの各兵士にひとつ張り付いていたロケット弾が頭頂に触れる
それが菱の実の形をしている
国家国家国家スパニエルと騒いでいるうちに御輿から振り落とされて肋を折る者は昔から男女問わず切りたての晒木綿をりゅうと巻いていて、それに血が滲むのだった
彼らは国家国家国家スパニエルと騒ぎ立てる静寂を予表していたのだ
騒ぎ立てる静寂は溝(ドブ)の上澄みの透明に似てエメラルドの暖かみはない
国家はいつのまにか主語ではなくなっていった
主客で「遊ばしてもらって」いたのだ
元々が雑魚なものだから、人称沙汰があれば主語と言えど簡単に殺される
映画はarkだからだ
その上の静寂をこそ振り落とすべきなのだが
担ぐ衆にミキを与えて反シオニストは身を隠してきた
酒を造る者たちはそれで儲けた
主語国家の目眩しのラッセラ製薬一世風靡YouTuber換骨囃子が大後悔後のスパニエル並に縮小するだろう
かといってUNはTVパーソナリティにはなり得ない
それは海上タクシーのようなものだ
Take me to the other side of the island!
あるいは島に続く浅瀬を渡る御輿そのものとなったフェリー
主語のpseudo引き潮ニストはハマチカマス養殖業者でもあり
投げ落とされた主語としての準国家汎国家の演出に携わる
御輿は正しくなさの半面にすぎず、深煎り150ccと決めた正しさの数量で言えば四分の一しかない
正しい御輿の上にも正しくない御輿の上にも平等に娼婦が乗る
空飛ぶゼカリヤ計量カップの中に坐る邪悪のように
#poetry #rock musician