工藤冬里
これだけ沢山居るのだから
一人減っても分からないだろうと
それでも誰が居ないか分からないので
不安になった
someone who’s missing here
という唄を作ったことがあった
最後に
it’s me, I’m missing here
で終わる
最後の日の
前日が一番楽しい
まだ居ないが
そこに居ることになるからだ
シャリシャリと
解凍しかかった生シラスを食べる
三千魚君から貰ったのだ
僕は歳暮というものを送ったことがないが
彼は大人なのでそういうことをするのだ
何をお返ししたら良いだろう
そうだ詩を送ろう
「海の底ではシラスの弔いあるだろう」
これでは真似だからだめだ
猫のさくらさんにも2匹あげた
猫にすれば小さい鰯くらいはあるだろう
シラスは1匹どころか全部失われた
人類もそのようになるだろうか
サクゲンはうまくいっているのだろうか
あいまいなポアを装った道連れ
世界文学の初めに
正しくなくても忠誠を保ち
やましさを感じたくない
とまで言った男が居たのに
Listen to missing on Suno!
🎵
https://app.suno.ai/song/20fc4f18-ec8d-495e-8541-dd801bfae9d5
Listen to missing on Suno!
🎵
https://app.suno.ai/song/1e9f1269-1cd5-4b9e-9146-73c8a6f6ed25
#poetry #rock musician