Piccininaに至る

 

工藤冬里

 
 

異次元エフェクターも毀れて剥き出しの心配を配線する
半田付けされた銀杏葉を写体として
その黄色を非車体として流す
現実界仕様だな
病疾を美容室と聞き間違えてはや6年
覚えずウラの家に至る
ウラニホン
ウラニホン
ウランに惚れるのと
コバルトも掘れる能登
よ! 半導体に敝れた女は能登へ行くのよ!

 
現在、過去、未来
私たちはあり得たかもしれない未来を生きているだけだ
https://video.twimg.com/ext_tw_video/1766454952183144448/pu/vid/avc1/18×12/17xUX6I-Yyxmfh79.mp4?tag=12
過去は脳内にしかないし現在は瞬間的に過去になっていくから未来しかないわけだが、例えばどんなに寒くても風呂場の前で服を脱ぐだろ?だから大事なのは湯の温度とその保証だ。ビデだけあって湯の出ないホテルなんて沢山あった。脱げなくなったらおしまいだ。
未来のライオンが過去を並べ替える
現在は言質を取ることしか出来ない
髪型はお任せで
出来ることをする
花の見かけの無力を観察する
やられたことを思い起こす
そうでなければ4月に羽が生えるだけだ

Piccinina
https://soundcloud.com/lafestadellerane/piccinina-n8?utm_source=clipboard&utm_medium=text&utm_campaign=social_sharing

 

 

 

#poetry #rock musician

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