道 ケージ
たいそう生きた
多々あって
祟りの末
他殺
大したことはない
他人の目なぞ
樽に入らば同じ
でもね
たあたぁって
武士でもあるまい
筍切って何になる
小さい小さい
地上はあとわずか
黄昏るな
助けてと
血出して
知恵を出す
魑魅魍魎
つまらん
ついに逝く日
鶴の喉鳴り
チティチティバンバン
チタン、爆裂の退走
畜生どもの
近い、くせえ息の間を
ちんたら蛇行
体裁ばかり
典型を拒み
てんでダメ
ツェツェ病でたるい
次の池袋が他殺に見える
爪を噛み
妻殺しの秘策
とうとう来た
鳥辺山の煙
時を隔て露と消える
対馬を
刀伊が襲う
たのしげな肉食い、犬食いの人
多殺凌辱の女真
突き刺しの
達人だらけ
ツングースに拉致
月は遠い
隆家、出る
つまらん
退屈な眼の病、将棋もさせず
太宰だってさ
大将の提灯は警固所にあり
太鼓叩いて
手づから切る
腸が出る
千代紙で拭く
朕は退屈なり
杖、トントン
天ちゃん、てんてん
頓馬、馬上にて、ちっ、と舌打ち
太陽と月
魂と体
陳腐な対なの
たまさかの
茶碗蒸し
つれあいは
亭主の死に賭け
毒を盛る