工藤冬里
ハンドルにガバと伏せ唐草の曲線で舵を切るように(頻繁に)車線を変えながら渋滞の夕暮れ
誓いの中、黒い卵のように後頭は並んで。エンブレムの佇まいで燻されて出てくる一群
エケケケ・・未明の黒い雨の爆撃に中身汁サークルの欠損はまた(また)拡がり
今何が地球で生じても以前のように持ち堪えられる気がしない
タトゥーは黄表紙のように捨てられ姉は卵を飲み込む
心配事があまりに多いと,夢を見ることになる。(ecc5:3)
#poetry #rock musician






