光の疵 White 投稿日時: 2016年5月5日 投稿者: michio sato 芦田みゆき ある朝 粉雪のように 白がはじまった あちこちに降り積もっては消え ひと粒が膨らんだりつぶれたり よく見ると あたしのカラダはまだらで 目をつむってもあけても まったく同じ白が広がっているのだった さぁ、出かけるよ どこにでもついてくるがいい 晴れた日の白というのも おつなものじゃないか