くり返されるオレンジという出来事 2 投稿日時: 2019年2月5日 投稿者: michio sato 芦田みゆき 「うまくむけないよ」 Qはオレンジに突き立てた爪を、ゆっくりとはずす。 手のひらを伝った果汁は、手首から肘へと流れていく。 Qはまだ固いオレンジの表皮に唇をつける。 雨がもっと降ればいい。 固く閉めきった湿度の高い部屋に、オレンジの香りが充満し、あたしは息苦しい。 もっともっと、あたしの内部を洗い流すように、降りつづけばいいのに。 あたしはQから乱暴にオレンジを奪い取る。 破れた表皮から溢れだすオレンジを舌で吸い上げ、おもいきり囓りついた。 内部が露出する。 あたしの乳房がオレンジの水玉に染まった。
みゆきさん、写真撮ってたんですね!
素敵!
元カラブラン同人の伊東でした。
お返事遅くなってすみません。小説を書いていた伊東さんですね!
10年位前から写真を撮っています。
観ていただいてありがとうございます!