ピアノとの時間

 

ヒヨコブタ

 
 

指をのせる
呼吸して無心になる
無心にならないとき
ピアノにはわかってしまうのではないかと思う
本気ではないと
向き合っていないということが

なめらかでなくともいつかなめらかにと
またその日を願いながら弾く

いつからかピアノと向き合うことの楽しさが
難しさが
深くなって
適当に弾いていればそれでも音は鳴るというのに
それでは済まなくなった
わたしのなかで

向き合えば音はこたえてくれるのだということ
とても落ち着くのだということ
指が絡まれば音も絡まり続けていく
不思議な時間
ピアノの前を離れたくないと思う不思議な時間
いつまでも続いてほしいとすら思う不思議な時間

 

 

 

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