工藤冬里
妄想は悉く地下の集合的無意識に繋がっていてそのマグマが噴火に利用されてきた
苦しめれば苦しめるほど栄養価が高くなると知っているので地下は迷路になっている
言葉は与えられるがそれはjoy divisionとかcageとか
食べる部位を分類するために付けられているにすぎない
かしわ以外の
立てない飼育檻の柔肉は犠牲にしてはならないのに
地下鶏舎の夢想の噴火としての
大量虐殺が行われている
雄鶏(モノノフ)に時候の挨拶など無用だ
三度鳴いて夜を目覚めさせよと
単刀直入に知らせなければならない
#poetry #rock musician