少女の蜘蛛の囲 投稿日時: 2024年5月6日 投稿者: michio sato 一条美由紀 最後の船に乗れる顔ぶれは、 眼窩に黒い光をためている 神の望みは薄れたインクで読めやしない 答えのない問いは皆んなに愛される ララ、と鼻歌に乗せる彼方の夕闇が 信じたい唯一の真実だった クリエイティブは 自己肯定と自己否定の先にある 街に流れる夢を語る歌詞は渋い舌触り 可能性の天秤に痛さを逃れる ダルく優しく毎日を過ごす 胸からもれる景色を無視しながら