トラックにあたり腕をおる

 

爽生ハム

 

 

ポリタンク、今日も汚れた水だ
もうすぐ舐めるだろう
まだ、猫がねむってる
熱い提灯のちかくで
猫に食べられるダンサーは
尻がうねって、
夏の祭りへ消えてしまう

肉を酸素売女にあずけ、
一目散に
ブルーハワイのスナックへと
たむろする男の子たち

分譲中の神社のお守りのききめはあるのだろうか。

じっとりとした暑さから逃げる
そんな気持ちで、
二の腕の香水にかぶりつく、
巨大な
好いて好いて好きな感じを猫に教わる
人に向けた
巨大な
好きの前兆を頻度の森から
こっそり誘いだし
気持ちよく絶叫

私には住家の再現がありますから。

ベランダでだれている肩を
押せば
トラックに落下する
林檎が破裂するまでの
瞬間に
憧れの人の写真が
人体から
跳ねた

 

 

 

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