どんだけ魚さばいたかっていう遊女だし

 

爽生ハム

 

 

背中のペットボトルに水が溜まる。左右にスイングして肩甲骨に人ごみ、いれこむ。
大富豪の傘に入りたい
公園にいないだろ。あのね、ここ公園じゃないし。
安全に公園使いたいよね、目的を持って開かれた時とかに。

待ち合わせは公園で
ストローで水飲んでるのが、私だからよろしく。
横浜のイルミネーションの都合で、陰毛が湿りつつある。

お気に入りの首から顔にかけてとかは、海岸線を車で走った時の助手席にいたとしたら、ほんと美しいし、神だし。
それを理科っぽいチューブでちゅるちゅる吸いこめば、私、その頃も今も変わらず神だし。
私、生きてるし。楽しんでるし。
好かれてるし。仲良さげだわ。
海と生首と
車と

写真におさめてほしい。
ガードレールはきっと、
綺麗な白線だろうね。

休日前の記憶って
記憶として拉致られてるよね。
実家から近いバイト先の賃金は安くて、毎日クッキーとかで外では過ごす、クッキーほうり投げて金持ちの頭の上でパパんって叩くのだ、掌。ぱさらぱさら粉末が卒業おめでとうシーズンにぴったりの、私達は新入社員ですシーズンにぴったりの、新婚にライスシャワーかける業者みたいに、無理して食が細い昼食を放りなげる。
鳩さん、食え食え。

鳩っていうと公園だよね。
折れ曲がる前屈により、たたんだ布団になる私の昼休憩。
おへそと陰毛の間に挟むものは、年月だといい、人ごみで隠すように持つ眠い球体のような、年月。みんな目を奪われるかな。

 

 

 

森の次は林をほっつこう林の尻。林にある木

 

爽生ハム

 

 

あちこちを回る。狭いな

ほっついていると、木がある事って多い。ただの森なんですけど

木は濃い繊維に
なにかが染み込んでいて、
薄い繊維になにかが
走った痕がある。
火傷の痕はつまらない皮膚を
めずらしい物に変える。悪くない

木材の感触をおでこに浴びせ、
股間を土に埋める
試行錯誤のすえ、何日目だろうか

木の平らな面から、尻が
生えていたのは
何日目だろうか。
木と人の合体を見たからには
嬉しくならざるをえない
木の反対の平らな面には
何もなく、立体物は何も
でも、影のような
黒いシミがいびつよ。
オオカミが二匹
平行四辺形の黒いシミに
かぶりつき、餌にし
それでも腹はへるので
一匹が一匹を食う、それでも
腹は減るよなっと
喋るのがその黒いシミから
聞こえました。

平たく言うと、オオカミが
オオカミを餌にした時の残骸。
もしくは途中経過に見えたのが
その黒いシミでした。
平行四辺形に見えなくもない
擦り切れた痕はぺたーんと
していたので、愛らしく見えて

行動の結果としては
舐める羽目になってしまいました。
尻は舐めなくていいのかな、立体物には興味がない、怖くないので
角砂糖を舐めるように
時間を潰した
舌を磨いた時にきまって嗚咽する、深い根元でも潰した。
黒いシミを唾液と
樹液で焦がした
暗いキモチをピアノで
溶かして狂熱の宴で、
イヤフォンオーケストラにゆりかご揺らされ、なすがまま
楽しみたい。また耳から血、
木の裏側の影から木の増殖。
双子四つ子ほら
もっとたくさんの音色が森の姿を

どこも動・植物の生き様で
皮膚が弱い主観には、つらくて閉口だわ
爽やかな短歌
貼りつけ木々の性格
あてていきましょか
何日目だろうが関係ない時間がすぎたのには変わりない愛らしいオオカミをボコボコに殴ってきゃんきゃん泣きわめきぎゃあぎゃあ叫ぶ人聞き悪い人間の一部の主観で、右手から血とか左手から血潮とか股間から生理とかっツー
言いたいこともない。
言葉いらない。
走った痕がある。必ず
抽象的に反芻する体験談の中には、でも
もうない。

森の尻っていうか、木の平らな面からの上半身どこいったのよ、咲かせいっぱい尻が腫れるまで潜りたい土の下、劇よ。になえよ
木材の感触をおでこに浴びせ、
股間を土に埋める
試行錯誤のすえ、何日目だろうか
テーブルの下には水たまり。
動物は本当に汚ないな
クソ動物からラインがきた。なんで電波あんのここは。深いはずなのに

 

 

 

 

爽生ハム

 

 

街に付箋を残す
1人であいさつへ行こうとする
落し物をする
そんなことないよ
非生産になる
陸はないよ

地圧の凹みを水の魔物とする
移動する態度
私はココになる

本質の肉づき
転がる煮物、ハダシの利点

その物語の顔しかないのは…

…どうなの
まあるい
初動  移動
かえって規則正しい
モーションがふとした落とし穴にはまりまして、息の逃げ口に文化が入場、いや末端が動く。
矢印は宙域だと思われる。
しばらく待っても
実存しないジャージとジャージのあいま、セットアップと違う、
衣服と衣服の切れ目。そこに
遅遅の藻のミルフィーユ

客の目も物語に容れてくりゃよ。
即答しても過去だって、

かまえる事なく、よそおう事なく
流通されてきた食材のように
体重移動する
不具合で安心な方へ道路を敷く
と、そこかしこに
そこにしか成しえない
数えきれないほどの林檎。
私の変容でしかなかった。
底でしかない …どうなの

移住地から来た衣服の袖についた鈴の音色を、名づけるのには時間がかかった。
→鈴 こんなにも空洞が重要なのかと、思うと、

私も真空にはモザンビークまでもすら容れてしまう
切れ目にイク

大人の嗜み。片方が矢を放つ
意識を分散せずに平等の暴発で、高め続ける。片方に矢が刺さる

そっか…

後方に手は伸びづらいから、いつも反動とかに頼ってしまう
けどさ、目を体の筋通り
ってのは背骨通りに

乗せて上を向けば
後方が出現した気がしないかい
目線が邪魔になるので、
フラットにしてみました。

場所が違うのなら
前方と後方をなくしてみました
後退りする時、
君は内股だねと言われないように
大丈夫です。今のつま先は
瞬きしてませんよ

 

 

 

姿

 

爽生ハム

 

 

3月13日
灯りのアパートメントは四階ぐらいかな、それは電車から見たから地上との距離感がいまいち掴みきれない、目の位置だけが高く灯った。
すれちがった私とは別の人の方へ
重心がかたむくはずだったのに
歩みを止めれない。

体がおぼえだした
このステップを
指令してみた
右に半歩左に半歩これ続ける
体が空くまで
意識して命令する
独唱をするように天をみあげてから
最近 うーわオレンジ食べてないな

あやとさわげ。言葉のあやと
身崩れ。なれなれ
この果てを身一つ
広げる意識で、かくまるな
アウトラインに電気が走る
外科医のメスの先に鋭利な地割れ
手の先、道具の先、電流の先
モスグリーンの
じめったいケルト民族の肩に
小鳩がとまる
かじかむ舌先のありかは口内
本当は舌が空中に
ほうりだされて、空気
舐めている動物としての粒子
先に水を舐めにいく
舌で牛を飼う
時間を飼う
住家を飼う、許されるなら
貧困で質素な自由の隣国に
生まれなかったバージョンの私と
現存する不安げな 渋谷着いたよ
今どこ?

私の健気さには
来年はもうない。久しく宇宙を
調べてない
石油をご飯にかけ、高速を突っ切る姿はバイク城の王宮
頼りなくなったとか言わないでほしいよ。
毎回頼りなくなりにいっている
ピストンしない寸止めに
未来感はないさ、誠実に困惑する輪っかにはめにいく。この体は
筋力が足りないか
筋肉の嘔吐が伝わらないか
背骨が見えないのか、もしかして
もしくは
人体の効果は
衣服からはじまる施術を飼いならした結果なのかい。チャンス
敵陣が観客に徹している、マジ
ポンプ式の筋肉で人を押すゾ。
圧縮しようよ人を、手をひっこめて胸のあたりを意識する、胸に身震いする黒い丸を飼う
照らされた側から暗闇は見えない
身体よどうか代理してくれてもいいんだよ。って言った
わざと謙遜を破って想像に入る
カラダもいらだち
自慢げに大胆になりつつ
目撃談として、ひっぱりあう
動いてないカラダを
人の爪痕や鼻息に吹きかける。
念とか禅のたぐい?木魚叩きたい
叩いてるように見えてるよっ
それとも愛情かい、
愛でる浮遊で体圧をあげる
気持ちいいとこに落とすと
オン枠にはまる。

寄り道した末に旅した
末の部分がとても長い道のりだったのだよね。
目的に没入した体をよく憶えてる
スライドして帰ってきた
幾つあっても代理の変容でしかなかった。非常に幸せ
可能性の膀胱が光り、それは
本人の素材に景色が、うん?

気色だったか、燕尾のよな尻が
左右で分かれていた。
モノクロとカラーのように温度調節がむずかしい境地に達していた
色もつけれるし
左手の おーいお茶 あったかくて
色もおとせるし
目に見える色と意識している色を共に裏切ることもできる。
感動的にチューニングしていく様が入れ物という花壇を剥脱する気もする。
花壇っていうのか、この区域は
勝手に名づけ過ぎ
じゃあ、花壇します。
私は花壇。今は雲しか見えない
本当に雲、くも く も
白いとグレイと曲線ざ
花壇の裏の広場で清志郎が歌ってる。清志郎人体。彼は人間
姿 スーサイド

こういう時に連結した関節に動力を感じまくる。
スポーツではないハンガーにかかったままの身体、炭酸水にしおれる塵です吸いこみ膨らんだ毛壷よ

忘れていた。
言葉だったね えーっと

ギャスパー・ノエを見たんだ
朝になると文字が死んでる、ぎくっ振付から降りる。再度振付に入るまでの期間でさえも体は裏切らない、でも結構死んでる、短く振付に滅入る、同じように全てをやる。同等にぎくっ
万国のステップ万国の行進、万国旗いずれもコンティニューして
自分の癖に戻そっかな
スーツに入ります、川にも入ります

 

 

 

壁紙のイルカ

 

爽生ハム

 

 

午前の誘拐インザパーク、年に一回だけ前進できる日が晴れていてよかったね。そう?芝生すげえついてるね。そう?はらうと手から血が流れてますけどダメだねココは室内に行こうか、やりたくなってきたオセロとか罪と罰を回避しよう時間のあるうちに
空白体にジーンズが似合ってる受け容れる体、ふざけてないで出てきておいでってホワイトボードに、ふざけてないで快適な方へ出てきておいで。吊るすさかさまの衣裳に無意味さが際だってるって思う?
空白カーペットに寝転んだ衣裳の原色とかってかなり、何年後も覚えてられそ。写真写真ここできらなきゃ、この子の事忘れちゃう

空がホワイトボードってこと?

空白フリースの上着の方に犬が噛みついてきたのを思い出してます。場所的には病院の横のカラオケで、スイッチをOFFって黒い姿にえんじ色のソファを尻づけし、壁紙の方を見る。残ったフリースのパンツの膝らへんを手のひらでサワサワしてスノーマンの小屋入りと意識を同調させた。ホーメイで耳鳴りしたわ。民族の事は静かな別れにしましょうか、頻繁に亡くなり大切なさよならが、
歌いれなきゃ、犬には仲間に見えやすいフリース履いてます今日は。
保存してほしい体の事は、逃げっぱとして腹ばいになってでも行く原っぱ。お願い昔を、思い出してましたが気にしないでプクプクしてるフグ顔が毒っ気たっぷりで美しい。もうすぐ出動します、人を感動させに。紛らわらす正当な体で怖がらす

 

 

 

先輩の話

 

爽生ハム

 

 

原美術館って今、なにやってる。
融通きいて待ってる、怖くなって逃げた。矛先はダブってる、これみよがしに茶を欲しがった、北品川の食堂で熱い昆布茶を飲んだ、今日があがる、その頃には結婚は済んでいて、夜は三時間ほど眠るのでじゅうぶんでした、旦那の可愛い寝顔が寝かせてくれませんでした、タクシーの白いレースが着物の女に見えて、姑の香水が鼻を殴った、途中で下車した街は小麦粉の国でして、そうとう嫌いな人を負かす事に成功した夜だから、行けた国でしょう、アドレナリンが溢れて喉がからっからっだったので、風邪をひいて帰ってくる羽目に、お気に入りのピーチネクター冷蔵庫に残ってた、ホッと安心、安心したら逆回りの人生が、結婚前に折り鶴を逃がしてきた事を思いだし、ピーチネクターから桃源郷を譲り受けた気分に、タクシーの中にいた時間は夜でしたか、タクシードライバーに聞いた、あれうちの旦那、旦那の親の持ち家に帰ればストーブの前でスリッパが燃えていた。魚のようにへばりつくスリッパのゴム、帰りが遅れてたらカーペットも燃えたかも、ちょっと後悔した。よりリアルな間がとれるようになった今日この頃。あっぱれ
先輩はやく迎えにきて
北品川の食堂で昆布茶飲んで
待ってる。反ってる。祝ってる。
夜は三時間ほど眠るのでじゅうぶんでした。旦那よりも可愛い寝顔はわたしでした
柔術の先生に海苔を巻いてみて、
海苔の人文字がパリッとあがって美味しそう。
闘わない方が師範だよ、殺しにいく方が旦那だよ、先生、私、もう結婚は済んでいて
時間に融通がきく自称遊び人なのよ。先輩の落とした夜は四時間ほど、後輩に授けた夜で遊んだ人、
だいたい背中の汚ない旦那にあげる。あー、胸くそ悪い、こやつとまたセックスかい
だいたいこんな性行為で産まれてくる。海苔がパリッとあがって美味しそう。
とにかく卵黄、わたしも大好きいっつも卵黄、液体垂らしてあぶれる器に乗っかる月夜が順番にくる
待ってたの先輩、わかってたの
飽きた。行為の連続
考える暇もなく動く、わたし尖ってる。名前ばっかで眠そう、わたし眠そうわたし眠そう、落ちてる落ちてる行為の連続。
まぁ、他人の事も言えないんですけどね。右翼の少年に暗殺されてた、あの頃、卵黄を飲んで過ごしていた。右翼の包丁を研いでた、政治家はどこへ。あん、政治家なんてどうでもいい、わたしは先輩を取り返したいの。
融通のきく旦那の前の包丁、
料理はもうしなくていいのよ、包丁であける未来は特に何もない。
怖くなって逃げた。
怖くなって逃げた。
面白くなって、捕まった時間の事を想像できたら実行して、でもその前に好きな人に好きって言うのよ、はちきれんばかりの人文字でわたしを解放。広く狭い路地を走っていても、わたしの汁や内蔵が飛び散るから、ここは天国みたい。おっとここは北品川だ、実に本質だと思う北品川だ、原美術館の方じゃなくて、商店街の方の所だった。
昆布茶を飲みきるまでに考えれる事はいくらでもあるから、自由に飲み干せよ、本当にそのあと死んでもいいんだから、昆布茶くらいはせめて、残してもいいのだ。

 

 

 

龍宮城の言語

 

爽生ハム

 

 

三つ子になったんだけど
光らない夜に集うから
ひとつがふたつに攻撃される
一人が受け皿になって
二人がお湯を注ぐ
沸点が尋常じゃなくて
溺れそうな一個人が
浅瀬に打ちあげられる
ここで眠るのは容易いが
眠らない事が人格の形成に役立つのだと
言いきかしながら
自由に彼岸にひれ伏す
彼岸に立つ女子大生は
留学を求めていて
母国語が亡くなるんだと
危機を抱いている
日本語がいなくなったら
私のアイデンティティは
どうなるんだと
私は思います
と彼女は言った
僕は日本語と字幕の
相互関係に甘んじれば
いいんじゃないかと
無理を言った
言語も侵略だから
と同時に
言語は私達の故郷だからと
私達は無自覚に誓った
身体と発語にタイムラグが
あったって
私達は滑稽に見えるから
これが異国語のタイムラグなの

 

 

 

パノラマ

 

爽生ハム

 

 

ほとんどが開かれ
空間では出入りが連続する
主婦の集まりはいつのまにか
お婆ちゃんの集まりになって
次の、瞬間、犬の遠吠えになった

別人から本人を呼びだすのは難しい
呼びかける言葉より、聞くことの方が容易い
それほど遠くで犬が吠えていた

強くなると体が変身する
今、主人公が怪物になった
成長し発展した主人公から目を離し、再会を果たす
見知らぬ人はそれを怪物と呼ぶ

怪物の怪しさについて考えた
静止してるようなそぶりで考えた
そして考えは、反射した
ここにいる時間の少なさの方が主人公として貴重なんだと

過程を知らなければ、誰もが怪物になれる
ここからなら、乗換えなしで別人まで行くことができる
怪物とか言って軽く現さない為に
想像する

ここにいた時間の方が少ない
道草と道草を両眼に宿し
眉間のあたりで
風になった、記憶がないのだ

空間の予約のみ済まして
眉間のあたりで主婦を思いだす
主婦が歳をとり、お婆ちゃんになるのはわかるが
どこで犬になったんだ

 

 

 

野苺を供えて

 

爽生ハム

 

 

お墓の手前まではうねり道で、
蛇はそこでしか
のたうちまわる事をしない。
砂利がつっかけ側にはいかず、
足の裏をつつく
痛さ比べをよくしたもんだ。
足の裏がふたつかみっつ、宙に浮いた。足の指で威嚇しあってあたためあう。
ここに蛇が噛みついたと思うと
ぞっとする、たぶん誰かが噛まれるんだろう。
誰かが先に怪我をして、誰かがあとで介抱する。そして泣きわめく事もするだろう。
先祖は冷や汗をかきながら、凝視してると思う。
確か、確かな事は、たぶん僕らは
野苺に助けられたんだろう。
いつも野苺がなっていたし、いつも野苺に見惚れていた。
いつもその先へ行かなかった。
墓石という言葉も、蛇の抜け殻も知らないまま、あの頃を過ごしていた。たぶん僕らは野苺に助けられたんだろう。

 

 

 

致死

 

爽生ハム

 

 

吐息の旋回はまだまだまだ
帰ってこないよ
長靴に雪がつもってから時間が
たったような、たってない気も
僕のフトモモ
ばらばらになってく銀世界で煙草をくゆらす
カツサンドを食べる彼女のほお紅がほのおに見えて、しょうがない
はさんである雪の弾力に
負けじとお肉が
さいごの息をする
地上と地下のまんなかを溶接してる気分だ
これは机の上の学生に似てる
ペンが白い紙に刺さって机が受けとめて、学生の身体は熱くなる
学生の頬っぺたに肉まんがあっつくペタつく
ここで寝ては死んでしまうよと
棒立ちの木々にすがる
美しいモノの無力化、あまりにも激しい対比
夜食を運んだのは幽霊か
煙草の煙も幽霊か
重たいまなこも幽霊か
燻製のお肉が幽霊のように痕跡をQす、あきらめた長靴は重くなるだけ