現れについて 08

 

狩野雅之

 
 


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Description

 
わたしがそれに対して現れることによってのみそれは現れる。
しかしそこに在るものにわたしは直接触れることは出来ない。

FUJIFILM X-T2, FUJINON XF18-55mm F2.8-4 R LM OIS

Masayuki Kano

 

 

 

現れについて 07

 

狩野雅之

 
 


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Description

 
影はひかりの反対概念ではなくひかりの一部としてそこに在ることを知る。

FUJIFILM X-T2, FUJINON XF18-55mm F2.8-4 R LM OIS

Masayuki Kano

 

 

 

現れについて 06

 

狩野雅之

 
 


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Description

 
そこには無い。雪の下にあるのかも知れないが定かではない。彼らは消えてしまった。脳裏にそれとは異なったなにものかが現れる。ただ見つめている。氷点下14℃。風はまだ冷たい。

FUJIFILM X-T2, FUJINON XF18-55mm F2.8-4 R LM OIS

Masayuki Kano

 

 

 

現れについて 05

 

狩野雅之

 
 


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Description

 
北八ヶ岳中腹標高1700mから1800mに展開する別荘地。冬は大量の積雪で避暑地としての清涼な夏とはまったく異なった別世界になる。それはすでに異界というべきかも知れない。そこにあったものはすでにそこには無くそこに無かったものどもが当然のこととしてそこにある。大雪の後の快晴の朝それらがそれぞれにそれぞれの「現れ」を見せる。この地の冬はじつにそのような季節である。氷点下15℃の寒冷な風に耐え雪を踏み分けて歩けば随所で彼らに(彼らの現れに)出会うことになるのだ。

PANASONIC DMC-L10, Leica D Vario-Elmarit F2.8-3.5/14-50mm ASPH

Masayuki Kano

 

 

 

現れについて 04

 

狩野雅之

 
 


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Description

 
北八ヶ岳中腹標高1700mにある丘の突端、その先は険しい崖というポイントにこの岩たちが生息している。12月に入りすっかり積雪した丘を訪ねた。彼らはそこに居た。積雪前より幾分小さくなってしまったように感じられた。氷点下の寒冷な風に縮んでしまったのかも知れない。いつものように彼らの頭を踏んで登るのにはいささか抵抗感があったがごめんなさいと謝りながら石積みの頂上に登った。その過程でかれらをポートレイトした。(そのような撮り方をした。)石たちはちょっとはにかんでいつもよりやわらかく感じられた。柔らかな石たちもまたとてもセクシーだった。

FUJIFILM X-T2, FUJINON XF18-55mm F2.8-4 R LM OIS

Masayuki Kano

 

 

 

現れについて 03

 

狩野雅之

 
 


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Description

 
不思議な場所がある。それは北八ヶ岳中腹標高1700mにある丘なのだが、そこからの見晴らしは実に素晴らしいというかそもそも啓示的である。その丘の突端、その先は険しい崖というポイントにこの岩たちが生息している。声高には何も語らないし生命反応はおそらくないのだが、間違いなく生息している。行くたびに彼らはわたしに様々に語りかける。何しろ彼らの頭を踏み締めてその突端の高見にたどり着くのだから。彼らの機嫌が悪ければわたしは岩と共に奈落の底に落ちるのかもしれない。それでもいいと思っているよとその日は語りかけてみた。その午後は秋の陽光が鋭く差し込んで彼らの柔らかな闇をほんの少しだけ暴いていた。

FUJIFILM X-T2, FUJINON XF18-55mm F2.8-4 R LM OIS

Masayuki Kano