The Remains of the Day

 

狩野雅之

 
 


20240116-_DSC8103-6
Nikon D810, Nikon AF-S NIKKOR 24-120mm F4G ED VR

 

Description

 

日中の気温は10℃あたりまで上がるのだが
やがてそれも氷点下へと変わる。

真正面から強風も吹き付けるこの丘で
夕暮の波涛と向き合う。

標高1700メートルの北八ヶ岳中腹。

The evening is the best part of the day.

 
Masayuki Kano
 

 

 

現れについて 14

 

狩野雅之

 
 


MAP8-DSC01184-LowKey2
SONY α7R, Leica Elmarit R35mm F2.8
 

Description

 
写真のタイトルは

Minimalism Photography

poles and birds in the twilight green

それはプリントされることを希求する

写真という名のタブロー(絵画ではなく)

わたしにとっての写真の価値

 
Masayuki Kano
 

 

 

現れについて 13

 

狩野雅之

 
 


20221225-DSC_5946-Edit
Nikon D810, Nikon AF-S NIKKOR 24-120mm F4G ED VR
 

Description

 
写真は見ているときにだけこちこちと時を刻む。

未来へと進むのでもなく過去へと進むのでもなく、

いま現在・この時とでもいうべきものですら無い。

それでもなおこのタブローを見ているあいだだけ、

なにものかが、いま・ここに・ある。

意識は物そのものの容れものではない。

意識は現象のスクリーンでは無い。

見る意志のないところに像は結ばない。

見る意志のないところに意識は現れない。

見る意志のないところに時間は現れない。

時間は意識そのものなのだ。

写真とはそのようなことを指し示すタブローである。

 
Masayuki Kano
 

 

 

現れについて 11

 

狩野雅之

 
 


20181029-DSCF5502-6
FUJIFILM X-E3, FUJINON XF18-55mm F2.8-4 R LM OIS
 

Description

 

意識はつねにすでに何ものかについての意識である

わたしとはわたしについてのこの意識である

全き偶然性によって何ものかがわたしに現れることは無い

見る意志のないところに像は結ばない

 
Masayuki Kano
 

 

 

AUTUMN IN TATESHINA

 

狩野雅之

 
 


231013_DSC1496-3
Nikon D810, Nikon AF-S NIKKOR 24-120mm F4G ED VR

 

Description

 

見るものと見られるものの関係、見えるものと見えないものとの関係を考えながら日々写真を撮っています。たしかなのは見るという行為が自発的であり能動的であるということです。見えるといったときでさえ(受動的に)それがわたしの知覚に飛び込んできたわけではなく私の方から(能動的に)見るということを行っているのです。わたしにはそんなふうに思えてならないのです。

 
Masayuki Kano