michio sato について

つり人です。 休みの日にはひとりで海にボートで浮かんでいます。 魚はたまに釣れますが、 糸を垂らしているのはもっとわけのわからないものを探しているのです。 ほぼ毎日、さとう三千魚の詩と毎月15日にゲストの作品を掲載します。

再会funfair

 

工藤冬里

 
 

20年
old faithfulな間歇泉は
怒りの専心を溢れていたのか
きみは高潔​を​歩ん​で​い​たか
自分で自分を精錬するのは難しい
集約を閲覧し花粉を憎み潔白​を示している
家を愛しているきみは平らな場所で7回ワクチンを打った
すき家のネズミのように、あの頃
ワンオペだから差が開いていったのかなあ
賢さは死体の色
奈良か
一人殺したことに比べればネズミなど
自分の中foremostで三権分立
司法の武器化
あれ?マニュアルのレバーがどぎついバーミンガムの紫緑方言が北へ
I am the foremost
親指で塗り消し
died for nothing

 

 

 

#poetry #rock musician

アザレアの花束は偽りのバラか ***

 

無一物野郎の詩、乃至 無詩! 123     harutaka さんへ

さとう三千魚

 
 

花びら
やわらかい

清らかな
白い

捨てることができなかった

うすいピンクの
花びらの

憎悪は
愛は

流れていた

ロミオは毒を飲んだ
ジュリエットは短剣を刺した

憎悪と
愛とは

血の色をしている
薔薇が咲いている

突堤の

先で
男は

喇叭を吹いている

 
 

***memo.

2025年4月7日(月)、
静岡市「サンビエントカフェ(旧みろくさんぶ)」での”向井千惠ソロ”の後で”無一物野郎の詩、乃至 無詩!” 第36回を行為する予定でしたが、翌日の夜に自宅で書いた123個めの即詩です。

タイトル ” アザレアの花束は偽りのバラか ”
好きな花 ” バラ ”

 

 

 

#poetry #no poetry,no life;