湯槽に浸かってから
部屋の障子をあけました
満月の月が光っていました
それから牧陽一さんの
アイ・ウェイウェイ スタイルを読みました
牧さんの覚悟がありました
ひとびとの悲しみがありました
燕たちは昼間
テトラポットの上を旋回していました
湯槽に浸かってから
部屋の障子をあけました
満月の月が光っていました
それから牧陽一さんの
アイ・ウェイウェイ スタイルを読みました
牧さんの覚悟がありました
ひとびとの悲しみがありました
燕たちは昼間
テトラポットの上を旋回していました
今朝
海辺でことし初めての燕をみました
テトラポットのまわりを旋回して
虫を捕っていました
昼には街のアスファルトのうえに
磯ヒヨドリをみました
夕方
二羽のムクドリが窓辺で身繕いしました
導くものは
鳥のカタチをしているのだと
思いました
昨日は
飲まずに帰った
部屋に着いたら
電話が鳴った
さいきんどうよ
だいじょうぶかよ
荒井くんはいった
荒井くんは酔っていなかった
浅草にいい店をみつけたといった
今朝
目覚めて
冷蔵庫の牛乳を飲みました
表面が
揺れていました
今朝のスープには
生姜を入れました
生姜を入れたので
鰹だしと塩だけでいいのです
あとで思いだして
干し椎茸も入れました
かつて
助けませんでした
こころを病んだ友人を
助けることができませんでした
今朝も
スープを飲んで
湯槽に浸かりました
今朝
スープをつくりました
大きなモヤシと
にんじんとわかめとウインナと
鰹だしでつくりました
豆板醤をすこし入れました
それから
お風呂に入りました
ひとりのときは
何も言いません
わたし
湯槽に浸かってました
湯槽に浸かっていました
昨日は
モコと海をみていた
海辺を
モコと歩いた
カモメが飛んでいた
カモメは空に浮かんでいた
それから牧陽一さんの
「アイ・ウェイウェイ スタイル」を読んだ
スタイルではなかった
あるのは単独者の思考だった
そこに利休がいた
過ぎるものだ
一週間は
過ぎ去るものだろう
朝には
スープを作った
山芋と
青梗菜と干し椎茸とウインナと
鰹だしで
麦味噌と牛乳と入れた
過ぎ去るものだ
過ぎ去っていった
朝
スープを作った
空の上で
小さなダンスを踊った
きみをみていた
まぶたをつぶって
いた
電車の
なか
あなたは
まぶたをつぶっていた
闇をみていた
闇のなかに模様はあった
ひかりはまぶたの裏側を
流れた
闇のなか
花は散っただろう
波は揺れただろう
ヒトは去った
ヒトは去りひかりは溢れていた
ひかりが
溢れていた
祖母の庭に
鶏頭と鳳仙花の花が咲いていた
好きなヒトがいたな
ひとりいたな
天国に
近かったのかな
そうでもなかったのかな
一度だけ
接吻をした
一度だけだったな
ひかりが溢れていた
今朝Facebookで
萩原健次郎さんの白木蓮の花をみました
Bart Peelさんの木蓮の花の下の
白い道をみました
秋本馨さんの辛夷の花と
狩野雅之さんの夕日に輝く樹木をみました
森川昇さんの光の桜と沼恵一さんのたいらな川面を
みました
わたしのなかで無い山がひかりました