「夢は第2の人世である」第107回

 

佐々木 眞

 
 

 

2024年9月

左の膝をハタと打つと、その夜にみた夢のあらましが、ありありと浮かび上がってくるのだった。9/1

成績優秀なタクちゃんを採用しようと、AB2つの会社がPVを作成した。前者は会社挙げてタクちゃんを熱望していることが整然と示されており、B社は女社長のタクちゃんへの熱愛が如実に示されたラブレターのようのもので甲乙つけにくかったので、持ち帰って再度検討することになった。9/2

だいぶ前に他界したタツミ君が、うちの近所に居酒屋を開店したというので、ちょっと覗いてみたら、懐かしい顔ぶれが思い思いに陣どっていたので、酒類はドクターストップのおらっちだったが、これもサービスだと思ってジャック・ダニエルのボトルキープを頼んでしまった。9/3

ふぁっちょんの深化とか退化とかは紙一重。例えば製作過程の1プロセスを無意識に飛ばしてしまうとそれは退化といわれるが、意識的に飛ばすと、逆に大いなる深化と評価され、時には「完成された未完成」と褒め称えられたりするのであるよ。9/4

また台風が来襲して集中豪雨だというので、エイヤっと畳をめくってみたら、床下を轟轟と泥水が流れていた。9/5

おらっちのインタビューでは、あの歴史的な敗戦日に昭和天皇の訳の分からぬ念仏を聞きながら性交していた男女は少なからず存在した模様であるが、かというて、彼ら彼女らが天皇制に反対だったのかといえば、そんなことはさらさらないようだった。9/6

アサヒナ会社のバーゲンで特別びっくり玉手箱を5千円で販売するというので、買おうとしたら、その値段は明日からで、今は8千円だというので諦めた。9/7

だんだん食欲がなくなってきたので、毎日水ばかり飲んでいるのだが、それでけっこう元気に暮らせるので、どれくらいもつか試してみようと思っているのよ。9/8 

モーレツに広い敷地を、モニターに映る範囲でシャッターを切り、フィルムに収めようと早朝から撮りまくっているのだが、夕方になっても、ほんの一部しか撮影できていないのだ。9/9

「我らが身近な宝物」という企画趣旨は、とても興味深いものがあったが、ドイツ中世の農民たちのお化けが紹介され、天井から巨大な足長人形が吊り降ろされてくると、はて、これはなんじゃらほい、という思いが湧き出してくるのだった。9/10

いたるところに地雷が埋められた坂道を、猛スピードで下り降りる黒いボデイスーツの美少女を、おらっちは、はらはらしながら見つめていた。9/11

敵に暗殺されたからというて、こちらが敵を殺すことはないし、敵を殺したからというて自死する必要もないと、おらっちは、そのとき考えた。9/12

そうか世の中のひとはなーーんもしないので、自分がなんかするほかないのじゃ、と、おらっちは、そのとき分かったのじゃった。9/13

敵の間者を捕まえて「お前を拷問するぞ」と脅したら、即秘密事項をべらべら喋り始めたのはいいが、こっちの間者も捕まって拷問されて秘密事項をべらべら喋っているというので、これはこまったことになったと、おらっちは思った。9/14

元の図像が徐々に姿かたちを変えて、現像されるまでのプロセスを、一目で把握できるような多重複層図像を、デゾルブと呼ぼうかと、さっきから考えている。9/15

久し振りに家族一同で楽しく夕餉をとっていたら、舞の海などの黒覆面の日本会議のファシスト連中が殴りこんできたので、カラシニコフ機関銃で皆殺しにしてやった。9/16

いつの間にかモザールが終わって、気がつけばバッハに似ているが、微妙に異なるハッハが奏されていた。9/17

私が愚かしい政治ごっこから足を洗って、西園寺公の真似をして公邸に引き籠ると、もはや誰も訪ねて来なくなったので、毎日のように床屋に通っている。9/18

ガザの住民がやってきて、空からはミサイルが降ってきて、陸地からは戦車が攻め込んできてどんどん人が殺されています。助けてくださいと訴えられたが、おらっちは「自分はイスラエル担当ではないので」というて逃げ出したのよ。9/19

親友がこの界隈の秩序を破るのが心配で心配で、それがおらっちの気弱い神経をずたずたに切り苛んでいる、そんな剣呑な状況がいつまでも続く。9/20

朝から温泉に入っていたら、色っぽい熟女がしきりに余を誘うので、仕方なく奥の奥まで突っ込んでしまったが、結局1ミリも精が出なかったようなので、挨拶もそこそこに朝食をたべにいったのよ。9/21

誰もみていない「徹子の部屋」に、なんたら女王という女性が出ていたので、こいつはエリザベス女王の隠し子かSⅯの女王様だと思ったのだが、そのどちらかはついに分からなかった。9/22

No1になるのが嫌でその地を一人脱出したおらっちだったが、5年ぶりに帰国してみたら、世界でも指折りのキョウフの独裁政治が敷かれていた。9/23

2029年9月9日の午前9時に、おらっちは、綾部大橋の真ん中から、由良川の激流に飛び込んだのよ。9/24

「主体の行動が不在の時空は虚妄である」と誰かが託宣しておるのが、枕の下から聞こえる。9/25

港川人と蝦夷が南北から攻め上がってくるというので、わいらあ、名古屋城で、じっと待ち受けておる。9/26

「お若いの、娘さんにちょっかい出すのはやめなはれ」と自分も若者のつもりで声をかけたのが運の尽き。おらっちがガンベルトから拳銃を抜き出す、その時早く、かの時遅く、彼奴の2丁拳銃から飛び出した弾丸は、おらっちの心臓を2か所も射抜いていた。9/27

珠玉を転がすようなコロラトゥーラの美声が、天空の遥か彼方まで駆け上ったかと思うと、猛烈な勢いで地表すれすれにまで急降下してきたので、おらっち、正直頭の中がクラクラしちまったのよ。9/28

集英社のパーティでヤマモトダイスケに挨拶してから朝日のアルガさんと来週の大阪行きの話をしていたら、毎日のホリウチさんと日経のコスギさんが割り込んできたので困っていたら、講談社のトミタさんと小学館のウメザワさんが、おらっちをうまく連れ出してくれた。9/29

この会社では、毎日ランチとウエアが無料で支給されたが、出張の際にはウエアが届けられないので、あらかじめ申し出ておかねばならんかった。9/30

 

2024年10月

「この勝負ドレスはなかなかいいね」「勝負ドレスじゃなくて決戦必勝ドレスと呼んでるんですけど」「ドレスで戦争に勝つんですか?」「勝てるかも」10/1

どんな微細な物音でも爆発する、最新型地雷が至る所に埋められている国境地帯を、俺たちは、恐る恐る匍匐前進していた。10/2

2アウト2、3塁でシングルヒットで2点取れるか、それが問題だと、おらっちは一晩中考えていたずら。10/3

そのスーパーのレジには、係員の両側に清算ラインが流れているので、客はどこが空いているのかを見定めながら、並んでいるのだった。10/4

公園の入り口の傍にある、洒落た古本屋で、横文字ばかりの洋書を眺めていると、おらっちは、自分が永井荷風の後継者になったような気が、ちょっとだけ、してくるのだった。10/5

知らない間に、鉄線で足や指がちょん切られるのを恐れるあまり、本日の「五山送り火」には出かけなかった。10/6

昨日頂戴した饅頭は、毒を恐れて捨ててしまったのですが、本日は思い切って無毒を信じて食べてみることにしました。10/7

特攻隊員の遺書の中身は、「天皇陛下万歳」とか「父上、母上、本日まで有難う御座いました」というようなものが多いのだが、たった一人だけ「君の瞳は100万ボルト」と殴り書きしたものがあった。これぞ戦後詩の誕生である。10/8

長兄と次兄が不和なので、3男のおらっちは、彼らの仲を取り持とうと、亡父の故里の古城で一大融和パーティを開催したのだが、2人共来てくれなかった。10/9

長い撮影が終わって、スタジオから出てきた彼女に、「お疲れさん、送っていこうか」と何気なく声を掛けたら、驚いたことに、彼女が軽く頷いたので、また驚いたのよ。10/10

荷風散人のわたくしは、真夜中に偏奇館に忍び込んだ美貌の女を、わが両膝に乗せ、袷の下を這わせた指先で、その乳首を優しく撫ぜると、宵闇の書斎に、押し殺したような呻き声が響き渡るのだった。10/11

ようやく衣服なども、人間の本性に適合したアイテムが求められるようになったので、丹波の山奥から、山猿さながらに都に上ったおらっちは、法然上人を尋ねて、その極意を学んだのよ。10/12

超高層ビルのエレベーターが突然落下し始めたので、慌てて夜警に電話したが、なかなか出ない。きっとビルの夜回りに出ているのだろうが、その間にもエレベーターは激しく落下していくので、おらっちは困り果てた。10/13

駅前広場で、三婆が呆然と口をあけているので、何事かと視線の先を辿ると、なんちゃら大臣のズボンの下の真っ赤なパンツが、透けて見えているのだった。10/14

東海道新幹線の東京駅のさきっちょに、国会議事堂駅という秘密の駅があって、超エリート議員だけがそいつを利用している。10/15

こんなに芸術的なと形容すべき美しさに輝く樹木を伐採するのか、と、おらっちは激しい憤りに駆られたのよ。10/16

おらっちは、学芸員たちがどのようにゴヤの銅版画を配置しているのかが心配で、夜も寝られんかった。10/17

下関映画祭に呼ばれていたことを、すっかり忘れて四谷三丁目で踊り食いしてたら、オヤジさんに呼び出されて、首になっちまったよ。10/18

夜、駅の高架下を歩いていたら、カモちゃんとハンカワちゃんが酔っぱらっているところに出くわしたので、とても驚いた。10/19

帰宅すると、昔の恋人かもしれない女性からの手紙の束が、壁にピンで刺されていたので、言いようもない突然の不安に駆られる。10/20

小6の西村先生の国語の授業でオガワトモコが「着の身着のまま」を「着の身着のまま」と発音したので、ボクとヨシオカ君が「え!?」と疑問符を発すると、オガワトモコは「何よ、文句でもあるの?」という顔で僕らを睨んだが、西村先生は「その発音でいいんだよ」と意に介しなかった。10/21

アホバカ犬を飼っている男が、「貴殿はなにを飼っておられるかな?」としつこく聞くので、「わいらあ猫又を飼うとりまっせ」と答えたら、その猫又が分からないようだったので、「お暇なら徒然草を読んでね」というてやった。10/22

「背中越しの風景」という展覧会に行ったが、それはちょっと懐かしい思いがする風景画ばかりが並べられていた。10/23

カンヌ、ヴァネチア、ベルリンで最高賞を獲得した超有名な大監督ではあったが、その助監督のおらっちに下らない掣肘を加えるので、わいらあ社長に直訴して、配転してもらってやっと一息ついたのよ。10/24

明治9年の宮中某重大事件とは、天皇に食われると知った3匹の子ブタが、ある夜こっそり逃げ出したことをいう。10/25

衣食住のトータルファッヨンフェアが開催され、余はそのプロデュサーに任命されたのだが、担当の腕利きデザイナーたちが、さる大手建設メーカーの私邸の仕事に駆り出されたので、頭にきて辞任したのよ。10/26

現場の雰囲気がみるみる荒々しくなって、その中からただならぬナイフのように尖った悲鳴が当たりに響き渡り、それをきっかけに、もはや誰にも収拾できない大混乱が始まった。10/27

2階に来客があると受付から電話があったので、5階からエレベーターで降りようとするとエレベーターが故障していたので、階段で降りようとしたら、途中で工事しているのでどうにも辿り着けないのだ。10/28

おらっちは当代一の人気スタアなので、次々に当代一の美人女優と共演するのだが、そのたびに情交シーンがあるので、お互いに身定めしながら最適の伴侶探しをしているといえばしていたのよ。10/29

急に昔ながらの駅弁と急須のついたお茶が欲しくなって、駅前のなんとか軒に走ったのだが、売ってなかったし、そもそも建物自体が変わっていた。10/30

「神々の深き欲望」の撮影現場にいるんだが、今村監督と三国連太郎は代わる代わる肉感的な沖山嬢とやりまくっているし、呆れ果てた大河内伝次郎は東京に帰ろうとするので、プロデューサーのおらっちは必死で止めたのよ。10/31

恒例のかぼちゃ祭りを祝うために、我も我もと遠方からやって来た連中がドンちゃん騒ぎを繰り広げたので、町内会長や警察署長も懸命に宥めすかしたのだが、誰一人言うことを聞かないので、ついに自衛隊が出動して皆殺しにしはじめた。10/31

 

2024年11月

ついさっきまで戦場にいた隣の仲間たちが全部死んぢまって、生き残ったのはおらっちだけだったが、このぶんでは間もなく殺されてしまうだろう。おらっちは、どうして彼らと一緒に殺してくれなかったんだと恨むような気持に、ついなってしまうのだった。11/1

1階の受付でタクシーを呼んだナカヤ部長が、「一緒に乗せてやる」というて待っていてくれるというので、5階から急いで降りていこうとしたら、階段で死人のように青ざめた顔つきの部長を見かけたので、戸惑っているところ。11/2

せっかく和平が成就したのに、両国の代表は、席の着順や協定書の署名の順番がどうのと枝葉末節にダメ出しを始めたので、仲介役のおらっちも、「それじゃあ、おめえらの勝手にしろ」と匙を投げてしまったのよ。11/3

てらこの店頭で朝から晩まで待ち受けていても、西本町は死んだように静かで、誰一人やってこなかった。11/4

「終了しても電源が切れないパソコンは、どこかが壊れているんですよ」と、誰かが教えてくれた。11/5

会社から帰宅すると息子がいない。誘拐されたかと思って警察に電話したが何もしてくれないので自分で探そう。おらっちにはコンクリートの壁でも撃ち抜ける両の拳があるじゃないか、と思って両手でさすった。11/6

6点のリードがあれば楽勝だと思って、しばらくトイレで用を足していたら、同点にされていた。世の中何が起こるか分からない。11/7

うちの事務所にハセガワアキラさんがやって来たので、一緒にランチでもしようとエレベータに乗った途端、3階から1階まで墜ちてしまったので、もしかすると死者と一緒だったのかと思ったずら。11/8

国民党政府が出来て町内会館で「非常時の心得」という題名の大本営映画を、強制的に鑑賞させられていたが、あまりにも詰まらないので退席しようとしたら、ジミン党の町内会長が2万円の裏金を呉れるというので、みな思い直して席に戻ったのよ。11/9

ふと気が付くと、いつもの海が見渡す限りの砂地に変わってしまったので、我らはこれはほんとに津波がやって来るんだと思って、ぞっとしたんだ。11/10

超重度で薬漬けの子供たちを、まるっきり施設からの管理のないフリーな空き部屋に移して、それこそ自由に暮らさせることに決めた。11/11

出てくる敵をみなぶっ殺すつもりで、国境の最前線の町の広場に突撃したが、どうも様子が変だ。肝心の敵は、住民とジョークを飛ばして笑っているし、我々を見ても平気な顔をしているので、我々は拍子抜けして、構えた武器を下ろしてしまった。11/12

逗子の展覧会場は、サーカス小屋になっており、そこでは参加者全員が、宮中ブランコを楽しむことが出来た。11/13

コウ君は父母に混じって、ずいぶん長く会話できているようだが、私はなにか別のことに気を取られていたので、それが普通人の正常の会話的なものなのか、いつものオウム返しの自己本位の発語なのか判断できかねた。11/14

憲法第9条では、国際紛争を解決する手段として、武力による威嚇または武力の行使を禁じているが、国際紛争以外、例えば国内における革命や武装蜂起に際してはあてはまらないというのかしら、と自問自答してた。11/15

さる学校で、衣服を服飾としてではなく、生物生態系の一部として論じていた時に、「さりながらこの問題は先日卒寿を迎えたおらっちでは無理なので、あとは若い諸君の精進に待ちたい」と言うたところ、死人のような紫色の顔付をしたをタカイチ女史から、「あーた、そおいう極私的な発言は慎んでくらさいと」警告されたよ。11/16

愛犬ムクの先導で海の底まで潜っていくと、そこには20匹以上のさまざまな犬が思い思いの姿勢で寝そべっていた。11/17

彼女はやっと安住の地を見つけたとでもいうように、私の痩せた胸にすがって抱きついていたが、侘助少年の姿が見えないという声をきくや、すぐに立ち上がって、明けることのない白夜の底へ飛び出していった。11/18

東京駅の端っこにやっとこさっとこ着いたのだが、ホームの数が一杯あって、どこにも何番線と書いてないので、適当に階段を登っていくと、後ろから「ササキサンではありませんかあ?」と呼びかける人がいるので、振り向いたらビクターのトマツさんだった。11/19

広瀬さんと野良仕事に来ている。昨日は2人共5時半に仕事を終えて、一緒に宿舎に帰ったのだが、今日は疲れて居眠りしてしまい、目を覚ましたら6時で、広瀬さんは居なかった。11/20

そいつは大腸と小腸を全摘して、お腹の中ががらんどうになってしまったにもかかわらず、相も変らぬ悪党だった。11/21

私は夏仕様の紋付姿になった。アオキは赤橙の、タケダは青紫のスーツになった。それ以来3人が一緒になる機会はなかった。11/21

大統領選挙で実際には大敗したトランプ陣営が作った共和党大勝利の偽動画は、全米のみならず全世界に流通したので、とうとうそれが真実になってしまった。11/22

ドジャースのGⅯからドジャースタジアムに隣接する小さなスタジアムでも野球が出来るようにしてほしいと頼まれたが、ここはユニホームや野球グッズの販売店や土産物屋、おもちゃ屋などのブースが所狭しと並んでいるので、簡単に退去させられない。11/23

およそ半世紀ぶりに余のふぁっちょん原論を書き直して、師匠のイマイカズヤ氏に読んでもらおうと思ったのだが、既に泉下の人になられていた。11/24

親分の提案で百貨店に強盗に入ったら、そこでは社員販売教育が行われていたので漏れ聞いていると、なかなか立派な内容だった。11/25

大阪駅までやって来たのだが、そこから新幹線に乗っていいのか、乗ってどこへ行くのかもさっぱり分からず、左手の掌の上のセンチ虫が無事かどうかを、時々確かめていた。11/26

結局山崎という駅に到着したが、同行している2人が急に喧嘩し始めたので、おらっち一人で親戚の家の2階から、大きな入道雲が夕焼けに燃えていくのを眺めていた。11/27

その事件の結末をじっと見つめていると、現在が過去に、過去が大過去に、大過去が未来に、そしてその未来が現在へと、くるくる循環していくのだった。11/28

監察官に選ばれた我々は、その映画に反米的要素があるかどうかを、朝から晩まで苦役のように審査しなければならなかった。11/29

おらっちオオタニ・ショウヘイ。さいきん戯曲を書いては世界各地で上演されるので、「投・打・演」の三役揃い踏みだあ、と褒め称えられるようになっちゃった。11/30

おらっちオオタニ・ショウヘイ。最新作は「O嬢の物語」。たった一人で天・人・修羅・畜生・餓鬼・地獄の六道輪廻を経て、野晒にされる可哀想な女の物語だ。11/30