昨日は
疲れて
眠ってしまった
夜中に
目覚めたら
テレビがついてた
深夜に
桑原正彦の少女たちの絵を見てた
少女たちの
見ている景色は
此の世の果てだろうと思った
此の世を過ぎて
なつかしいヒトに会う
やあ
という
桑原のお母さんもいた
昨日は
疲れて
眠ってしまった
夜中に
目覚めたら
テレビがついてた
深夜に
桑原正彦の少女たちの絵を見てた
少女たちの
見ている景色は
此の世の果てだろうと思った
此の世を過ぎて
なつかしいヒトに会う
やあ
という
桑原のお母さんもいた
昨日
神田で飲んだ
帰りは
銀座線で
銀座で
降りずに
渋谷で東横線に
乗り換え
新丸子を
過ぎて
日吉だったか菊名か
それで新丸子まで
戻って
夜道を
歩いて帰った
いつもドアを叩く者をまってる
昨日
新宿駅で緑色の電車を見た
昨日は
目覚めて
広瀬さんの写真と
それから
詩をひとつ書いて
浜風に載せた
午後には
版画美術館に出かけた
そこに
千尋さんはいた
クロード・メランもいた
聖顔と
聖アンナ
ウィリアム・ブレイクの「神曲」もいた
そこで
振動していた
昨日は
朝
浜風に
写真と詩を
載せて仕事に
出かけて行った
昼は食べずに
夕方に
ビールを飲んだのだったか
つまみに大きい豆
空豆か
空豆をつまんだ
さやが空に向かって
伸びるので
空豆なんだ
そうだ
美味しかったな
鮮やかな緑色だった
昨日
目覚めた
クリーニングに
ワイシャツを
出し
モコと
海にいった
海には風が吹いてた
帰って
サラダを
馬のように食べた
夕方
モコと散歩した
電線に燕が
一羽止まってた
鳥の声を真似て話しかけると燕は
首を傾げて
チキチキと応えてくれた
詩を
待って
朝になった
ひとつ
ことばを置いてみる
詩はあるか
知らない
空は明るい
薄い青空に
白い月が浮かんでる
雀が鳴いてる
昨日
突堤のみえる公園で
磯ヒヨドリが飛ぶのをみた
翼をひろげ
空中に止まっていた
無い声で
鳴いていた
夜中に
目覚めて
朝の多摩川沿いを
歩いてきた
燕のつがいが
ふたりで低く飛んでいた
空の高みに
雲雀の声がした
雲雀の姿は見えなかった
母が逝って
母の部屋の壁には母を描いた
桑原正彦の絵が残された
姿はないが
雲雀の声を聴いた
今朝
トイレの
ドアをあけて
気づいた
トイレの
前に
ビュフェがいた
パンと
皿の静物
テーブルの上に
白いテーブルクロスが掛けられ
その上に
パンと
平らな皿がある
空の皿には
フォークが添えてある
ビュフェは
平らな皿に世界を盛る
中目黒で
東横線から
日比谷線に乗り換えた
ゆらゆら帝国を
聴いてた
荒井くんや
桑原正彦は
友達だろうか
なくてはならぬ
唯一のものか
また
わたしも
彼らの友達だろうか
母は泪をひとつ流して
逝った
母も
わたしの友達になった
今朝
目覚めて
窓の外に
雨が
降るのを
見てた
駅では
新幹線が飛沫をあげて
通り過ぎるのを
見た
ひかりの中で
ブレンデルのロンド
イ短調 K511を
聴いた
小鳥たちは
今朝
鳴かなかった
小さなものたち
小鳥たちは