michio sato について

つり人です。 休みの日にはひとりで海にボートで浮かんでいます。 魚はたまに釣れますが、 糸を垂らしているのはもっとわけのわからないものを探しているのです。 ほぼ毎日、さとう三千魚の詩と毎月15日にゲストの作品を掲載します。

猫といる **

 

さとう三千魚

 
 

今夜も
猫はいた

テーブルの
グラスの

麦茶の

匂いをかいだ
畳の上を横切って

もう
いない

猫を抱いてねむる

いない猫を抱いて
ねむる

 

・・・

 

** この詩は、
2024年7月26日 金曜日に、書肆「猫に縁側」にて開催された「やさしい詩のつどい」第7回で、参加された皆さんと一緒にさとうが即興で書いた詩です。

 

 

 

#poetry #no poetry,no life