afraid 畏れて

 

雨は
ふって

いたろ

西の山は霞んで
いたろ

休日に
障子は閉めて

ラ・モンテ・ヤングのあと
説教節を聴いて

いたろ

おんどうぼうや
おんどうぎょうや

なんまいだぶなんまいだ

無数の声がした

世界から聴いた
無数の

事実の世界だった

 

 

 

push 押す

 

きのう
雨のあいまに

海にいった

モコを連れていった

磯ヒヨドリが
鳴いてた

ものすごいスピードで飛んでいた

戯れでなく
なにを奪い合っているのか

磯ヒヨドリたちが鳴いて
飛んでた

雨のあいまに
モコを連れていった

押し出して行った
暗い海をみた

 

 

 

nod うなずく

 

今朝
電車の中で

叫ぶ
赤ちゃんを見た

母に抱っこされ
ああ

ああ あああ あああ あああ
と叫んでいた

リズムがあり
前後にあたまを

振っていた

新幹線の中では
ブラームスを聴いていた

あたまは振らなかったが
うなずいていた

ブラームスに

 

 

 

notice 気がつく

 

こだまは
熱海を

過ぎた
ブラームスの

6つのピアノ曲の

第2曲を
くりかえし

聴いてる

休みのあいだに
戦争の映像をみた

わたしと
同じ

ヒトビトが
死んだ

世間のために
無意味に死んだ

たくさん
たくさん

たくさん

死んでいった
たくさん