早朝の空港に姪を迎えにいきました
モノレールに乗って
海の傍をすべるようにいきました
姪たちと高層ビルにあるアートセンターで
チャーリーたちと会いました
頭の大きなチャーリーは
子どもたちの悲しみを抱えていました
小さな瞳が
光っていました
早朝の空港に姪を迎えにいきました
モノレールに乗って
海の傍をすべるようにいきました
姪たちと高層ビルにあるアートセンターで
チャーリーたちと会いました
頭の大きなチャーリーは
子どもたちの悲しみを抱えていました
小さな瞳が
光っていました
深夜の街を歩いた
ゆらゆらゆらゆら歩いていた
ゆらゆらゆらゆら消えていった
花束を胸に持った
少女の絵が部屋にかけてあります
桑原正彦の絵です
かつて女のヒトを好きになったことがあります
かつて女のヒトに花束をあげたことがあります
そのヒトの庭で
朝顔の花が咲こうとしていた
11月の空に
薄いピンク色の花をひらこうとしていた
花が咲くための力って何でしょうか
植物に思いはあるのですか
そのヒトはいった
花の思いが見たい
花の思いを見たい
わたしを朝顔に重ねている
トイレに
パンセが置いてあります
由木康さん翻訳のもの
たまに偶然のページを開いて読みます
今朝のページには
小さいことを軽蔑し大きいことを信じない人々は
どうなるであろうか
とありました
考えることの傍に
繊細の精神がおりてきます
人差し指が痺れている
もう
ずいぶん前から痺れている
頸椎の軟骨が
神経に触っているのだと医者からきいた
冬の
寒い日に
インベンション11が弾きたいな
ユージさんみたいに透明な音で弾きたいな
痺れる指で弾きたい
冬の寒い日に弾きたい
今朝はヒロセさんの猫シャツで散歩した
モコと散歩した
尻尾のような雲が空に浮かんでいた
荒井くんや桑原くんやぼたるさん
閑さん
ぼくの友人にはアーティストが多い
かれらの作品が雲みたいに
なればいいな
今夜はマリア・コゾルポヴァを聴いてます
今日は
里山にある料理屋でご飯を食べました
義母の誕生祝いだった
義母はよろこんでくれた
ご飯を御馳走できることが嬉しかった
帰って
居間のソファーに眠りました
わたしとモコと丸くなって眠りました
義母はいつも
わたしのことをミッちゃんと呼びます
今朝は
モコと浜辺をあるいた
夕方もモコと近所を散歩した
花と
海と
空とを
立ち止まって撮った
わたしのうえには空がひろがっていた
たぶん
誰のうえにも空はひろがっている
そのことを知らない
そのことを知らない
すでに空はあった
今朝は
チキンスープを作っている
チキンスープができるまで
瞑想する
女神の乳房を想像する
巨大な青い湖を想像する
風が微かに流れて
あのと言う
そのと言う
二重構造では把捉できない
青い湖を見つめるには
エレガントな構造の瞳が必要なのだ
日の出の前の海に
ボートで漕ぎ出したことはあるかい
ないのだったら
君にすすめる
日の出の前の凪いだ海にはなにもない
平らな海があるだけ
ひとり浮かんでいると
空白ということが理解できる
空白は空白ではない
空白の海に佇むものたちがいる