michio sato について

つり人です。 休みの日にはひとりで海にボートで浮かんでいます。 魚はたまに釣れますが、 糸を垂らしているのはもっとわけのわからないものを探しているのです。 ほぼ毎日、さとう三千魚の詩と毎月15日にゲストの作品を掲載します。

pond 池

 

そこに
いた

ひかりは
射していた

祠のまえに
ござをひいて

すわって
いた

笑って
いた

牡丹の紅い花が咲いていた

母も
沖縄で死んだ

叔父さんも

笑って
いた

祠の横には
泉があり

山椒魚たちが
泳いでた

そこで産まれ
帰る

そこに帰る