michio sato について

つり人です。 休みの日にはひとりで海にボートで浮かんでいます。 魚はたまに釣れますが、 糸を垂らしているのはもっとわけのわからないものを探しているのです。 ほぼ毎日、さとう三千魚の詩と毎月15日にゲストの作品を掲載します。

key 鍵

 

でかけるとき

今朝
部屋の鍵をかけた

昨日も
鍵をかけて

でかけた

満員の
電車にのった

赤ちゃんの
泣き声を聴いた

たぶん
取られても

失うものは少ないです

それでも
鍵をかけて

赤ちゃんの声は

もう
失っている

もうあまり
わたし泣きません