michio sato について

つり人です。 休みの日にはひとりで海にボートで浮かんでいます。 魚はたまに釣れますが、 糸を垂らしているのはもっとわけのわからないものを探しているのです。 ほぼ毎日、さとう三千魚の詩と毎月15日にゲストの作品を掲載します。

礼 儀

 

たかはしけいすけ

 

 

誰かの悪ふざけ
といったふうに
ハンガーが
おおげさな音をたてて揺れた

死んでまだあたらしい人は
親しかった人に会いにいける
というのは
こちら側でも知られていることだけど
これはちょっと
大胆すぎないか?

勘の鈍いぼくのため
とはいえ

そちら側の偉い人に
叱られやしないか心配になる

それに
いくら父親でもさ

とりこみ中ってこともあるんだよ

そこまでのことができるなら
ノックぐらいはできただろうに