michio sato について

つり人です。 休みの日にはひとりで海にボートで浮かんでいます。 魚はたまに釣れますが、 糸を垂らしているのはもっとわけのわからないものを探しているのです。 ほぼ毎日、さとう三千魚の詩と毎月15日にゲストの作品を掲載します。

cook 料理人

今朝も
スープをつくった

オクラとジャガイモと

豆腐とワカメと
干し椎茸をいれて

鰹だしで

塩をひと摘み
いれた

それから
胡麻油をたらした

灰汁を掬い夢想する

澄んで
ゆく

夢は
そのまま金色の河だ

流れていった
死の岸まで流れていった

 

 

 

guest 客

どう
むかえるのか

そのヒトを
どう迎えたらよいのか

誰も
いない

仏間なのか

にぎやかな客間なのか

そもそも
そのヒトは誰か

血縁は
あるのか

友人の友人なのか

蝉の声を
聴いた

ない
夏を抱いた

団地を過ぎて淋しい盆踊りをみた

と言った