白い花が
揺れるだろう
その根元で
虫たちが鳴いているだろう
ハクセキレイも澄みわたった声で鳴くだろう
港で水面は
空の色を映すだろう
突堤の向こうに
空と海がひろがっている
そして夜には
満天に星々がひかるだろう
白い花が
揺れるだろう
その根元で
虫たちが鳴いているだろう
ハクセキレイも澄みわたった声で鳴くだろう
港で水面は
空の色を映すだろう
突堤の向こうに
空と海がひろがっている
そして夜には
満天に星々がひかるだろう
たぶん
きみとは共有できない
きみには
なにも話したくない
きみには
触れたくもない
きみは
全てを買えばいい
具体的なものと
抽象的なものの全てを買えばいい
デパートには
全てが売られています
全てが売られています
そのヒトは
片隅にいた
片隅に咲いていた
白いタマスダレの
花の
片隅に咲いていた
モコの
足裏の
匂いをかいだ
モコの香ばしい匂いをかいだ
大好きです
大好きです
風がふいていった
モコは公園の芝生のうえを走っていった
明け方
少女が手淫していた
少女がひとり手淫しているのだった
ここ
ここなの
少女はいった
夢のなかでここなのといった
たしかにそこなのかもしれない
たしかにそこなのかもしれない
でもそこは
夢のなかの少女のここなのだ
少女のここはそこにあるのか
ここはそこか
地上では
やさしくできなかった
かもしれない
すべてのものたちが
二重にみえて
虫たちの声が地上をうずめていた
虹がたつのをみた
さよならといった
さよならといった
すべてのものが流れていった
星がひかっていた
いま富山にいる荒井くんから
深夜に電話があり
ドコモのiPhoneについて話して
富山のホタルイカの煮干を買ってきてほしいとつたえた
物理学者の神の数式から
コトバの叙情性について話がおよんだ
でも階下でモコがなくので電話を切ったのだ
木も木材も森も無い
昼に
突堤をみていました
突堤のむこうに
海と空が水平にひろがっていました
磯ヒヨドリが鳴いて
カモメたちが飛んでいました
深夜
虫たちの声がすべてを埋めています
突堤も
海も空も磯ヒヨドリも
カモメたちも
消えて
いまは闇にひろがる声の生地です
この世がデコボコにみえると
そのヒトはいっていた
この世がデコボコにみえると
よりよい
なんてない
よりよいなんてないだろう
この世がデコボコにみえるヒトには
あの世しかないだろう
この世のデコボコは
あの世だろう
わたしは
バーナンキ議長は
量的緩和政策の継続を告げた
阿部総理は福島第一原発の汚染水問題について
特別措置法の検討を指示した
相馬市漁協は汚染水問題で
消費者の動向をみて対応を検討するとした
気象庁は台風18号で
竜巻が10個発生したと発表した
夕方に
サラダをいただきました
それから
神田で知人と飲みました
ビールを飲んで
燗酒も何本かを飲みました
魚のあら煮が美味しかった
深夜に
荒井くんから電話がありました
わたしの最近の叙情性を批判されました
途中で眠ってしまいました