愛知

 

爽生ハム

 

19の時に飲んだビールも苦いまま、今日も未だ、
眺めてる動画
夏バテのバテなんて、死には及ばない。

津波のYoutube動画、四角の中の世界
を見て。
泣きに入る。
四角の外の世界、の黒みに
距離というより、陥没を埋める作業をする
脳内と網膜で、これ裸動画の処理と同じ

落ちた、落ちた、落選した大半の人が、受け入れた自分は
理想を失った自分を見て、まだ落ち続ける
あの人は憑依しきれてない。だってその人を愛してないから
興味がないのを、
あからさまに音楽にしないで。
笑ける音楽は嫌い、PC落とせ

どう、ここにいるみたい?
体温の下がりと興奮で頭に血が上りきってますか?
でもね、こういうの、2分で消沈
その風情を知っている。型として憂鬱である。
こういうの、非力な憑依が最もあざとい
感情は使わないと減る。
ネットにはインタビューされている人が吸収した言葉
そして、隣人が書いた言葉
ひきこもりの外国人が書いた言葉
誰も介在しないで
その人のみで語られた言葉に
今の流行の気持ちをはりつける。
俯瞰した言葉に映像をつけて見せてやりたい。
その言葉に見合ったビジュアルの甘さをわからせたい。
感情を使ったかどうか、わからない人へ
失敗を望むことで、諦めを早める人へ
今、台本になったら、気合いで過去との距離を詰める。
こういうのって、陥没を埋めるって言うんじゃなかったっけ
私の思い込み…
特異な人を求めていた。
声が大きくて、喉がいい人を求めていた。
その場に居ないことを喜ぶ人を求めていた。
ここに居ないから、声があさっての方向から

扇風機に指切りしたら、ほんまに夏が終わる
また、舟で帰りたいからWi-Fiだけが繋がる。
出逢いの引力に屈する
出逢った瞬間から失敗なら、そりゃ楽だわ。
指切りげんまん嘘ついたら針千本飲ます
指きった。縁切れた。
切断面の丸みで打つ文字は、どんな健常者の言葉よりも
純度が高いんだろな。

舟になりたいからWi-Fiを繋ぐ。