工藤冬里
浮かんだのは
廃墟にて月にもあらず風にもあらず
で
過去のいろんな着地がことごとく排除され
役所広司は高倉健に
梶芽衣子は藤純子にならぬまま
黄色いリボンでもなく
擬似家族の絆でもなく
ファスビンダーの絶望でもなく
希望しかない、みたいな
虹を砕いて売るか
みたいな
知らんけど
それでも春野草の天麩羅
みたいな
#poetry #rock musician
浮かんだのは
廃墟にて月にもあらず風にもあらず
で
過去のいろんな着地がことごとく排除され
役所広司は高倉健に
梶芽衣子は藤純子にならぬまま
黄色いリボンでもなく
擬似家族の絆でもなく
ファスビンダーの絶望でもなく
希望しかない、みたいな
虹を砕いて売るか
みたいな
知らんけど
それでも春野草の天麩羅
みたいな
#poetry #rock musician
ピアノを買った。
おそらく170,000円か180,000円位だったと思う。と言うのは、今日買ったピアノはあまり値段を覚えていない。前に買ったピアノはいくらだったかなあと思い夢を見て思い出すことにした。
夢の中で、さらに夢を見るという行為である。そうすると、170,000円か180,000円程度だった。168,000円だったかもしれない。
グランドピアノではないが、木製の黒いごついやつである。業者がというか、ピアノ屋が直接運んでくれた。
部屋はかなり大きい。おおよそ30畳ぐらいあるかな。天井は極端に高くはない、そこそこ高い、3.5メートル位かなあ。外光は入ってきてないが、暗くは無い、と言って明るくもない。どんよりとした明るさか。
値段を思い出すために、以前の夢を思い出そうと思って寝た。と言うことで一応値段は思い出した。
同時に他にも思い出すことがあった。以前の夢では、もう1台既にピアノがあった。そのもう1台のピアノは、エレクトーンというか、いわゆる電子ピアノで、でもそこそこの大きさがあり、なぜか電気スタンドが3つほどくっついている。
僕は大きな黒いピアノを見ながら、その電子ピアノを弾いていた。曲は特にない。と言うよりピアノ弾くテクニックは持ち合わせていないので、ランダムというか適当に弾いているだけである。
最初のピアノは、つまり最初の夢に出てくるピアノは、左上のところに大きな傷が付いていた。
でもすぐに気がつかず、業者が帰ってから気がついた。すぐに連絡すればいいものを、躊躇している間に3日ほど経ってしまった。となると、最初から付いていた傷なのか、自分でつけた傷なのか、微妙な感じになってしまったが、最初から付いていた傷と言う事は確かである。でも日を追うごとに、苦情というか、連絡をするのが億劫になってしまった。
でも大金を払っているし、このままでは自分も気持ちが悪い。何度か電話をしようと思ったが、電話がしづらく、もう一つ別の夢を見ようと思った。
そうして、またもう一つ夢を見たと思う。いや、二つも三つも見たと思う。夢の記憶は消滅してはいないが、思い出すことができない。
ある時、それら夢の記憶が浮上する時があるだろうが、それらが、なぜ浮上したのか、その時はきっと忘れているだろう。
記憶ヲ忘却セヨ、ソシテ、ソノ忘却ヲ記憶セヨ。
it was done at the temple
tonight
we went
the funeral was held at a temple
the funeral was divided into two to prevent the spread of the plague
for the relatives
for the general public
most men think highly of fashion
I don’t know after death
・
Most women think highly of fashion *
お寺で行われた
今夜
行ってきた
通夜は
お寺で
行われた
疫病の蔓延防止のため通夜は二つに分けられた
親族と
一般と
多くの男性は流行を重んじている
死後のことは知らない
・
多くの女性は流行を重んじている *
* twitterの「楽しい例文」さんから引用させていただきました.
#poetry #no poetry,no life
黄色いシャツをアルパートンで買って
そのまま中印戦争が続くだけだったが
ウィンピーバーガーの二階に空いた部屋は
借りなかった
横転させた宣伝カーを燃やして
柱を拝み子供を焼くだけだったが
男の子の好きな敵の奥深い事柄は
調べなかった
女の子の好きな話を
正座して待つ
人外魔境に浮かぶ部屋で
ひとりインドアキャンプのペグを打つ
ひとり
聲を聴く
聴き分ける
#poetry #rock musician
eye drops
and a nasal powder sprayer
and anti-allergic
white
tablets
I got them
before noon
at the hospital
I got a medicine for hay fever
then
he went for a haircut
moco
she was waiting on the sofa in the living room
evening
by car
I went to the beach park where the jetty is
moco didn’t come
I saw the jetty
wind
was blowing strongly
he was looking at the jetty
he drank coffee in the pot
・
He is nothing more than a dreamer *
点眼液と
点鼻粉末の噴霧器と
抗アレルギーの
白い
錠剤と
もらってきた
昼前に
病院で
花粉症の薬をもらってきた
それから彼は散髪にいった
モコは
居間のソファーで
待っていた
夕方
車で
突堤のある海浜公園にいった
モコはこなかった
突堤を見た
風が
強く吹いていた
突堤を見ていた
ポットの珈琲を飲んだ
・
彼は夢想家にすぎない *
* twitterの「楽しい例文」さんから引用させていただきました.
#poetry #no poetry,no life