Claudio Parentela
猫のいる本屋にいる
冬の夜に
そのひと
ねずみの絵本をもってくる *
猫のいる本屋で
ひとびと
ねずみの歌をうたう
猫は
本棚に飛びのる
ここではねずみの声を聴かない
・・・
* “ねずみの絵本”とは、レオ・レオニ「フレデリック」(訳 谷川俊太郎)のこと。
** この詩は、
2025年1月24日 金曜日に、書肆「猫に縁側」にて開催された「やさしい詩のつどい」第13回で、参加された皆さんと一緒にさとうが即興で書いた詩です。
「やさしい詩のつどい」一周年の日でした。
この日はK山さん、猫ままさん、O崎さん、O村さん、O村さん奥さまという強力なメンバーに集っていただきました。
#poetry #no poetry,no life
キックしても噴かせないのは分かっていた
春になってもまだ遅すぎるフリルの
摘まれた内気
内容も色も羽根にして
焦がす
子供たちは縁(へり)が好きだ
内実よりもパリパリしたひろがり
死んだ娘の翻るフリルがもう一度キックを願い求める
掛かるかもしれない予感にガソリンが漣を立てる
無謀な未来が音を立てる
皆フリルの未来を知りたがる
手が打てるからだ
交換後残された者でやっていくパーティー
ボクから離れよ(2tem3:5)
潰れた店で在位のケーキセットが出てくる
年代計算を闘う土偶と埴輪にとりどりの蛍光管が巻き付く
上り切った三階の踊り場に灯り代わりのストーブが
一行の三十万を湿らせ
裸にして食い尽くし火で焼き尽くし
反転自制も燃え尽き
ボクの攻撃は非常に激しい怒りを惹き起こすことになり
ほんのもう少しすればボクはいなくなり
温厚みかんは喜ぶがもう届かず
半分まで満たされるべき理由がI want to!
写真並べたりするフリル
#poetry #rock musician