広瀬 勉
#photograph #photographer #concrete block wall
ワイングラスを探していた
背丈が10cmほどの
吹きガラスの
ワイングラスを
探してた
丸子の
匠宿にも
駅中の駿河楽市にも
なかった
デパートにも
なかった
車を走らせて
探し歩いた
厚く割れない吹きガラスのワイングラスを探し歩いた
帰ったらモコ
居間の絨毯に眠っていた
くの字で眠っていた
夏には弱って歩けなかった
傍にいないといけなかった
今日は
帰って
本のある部屋に入った
アルバート・アイラーの”Deep River”を聴いた *
繰り返し
聴いてた
* アルバート・アイラーのCD「GOIN’HOME」のなかの曲”Deep River”のこと
#poetry #no poetry,no life
https://stand.fm/episodes/6541cb1f50cf74e53091fce8…
スコセッシの、観ましたぜ。FBIの三つ編みの人が良かった。
ユイレの旦那の意見だが、ベンヤミンの翻訳論に準えばピンポンスマホみたいな不可避のダビングも新手のマーダーとして深化している情況にあると俺は思う。革命はいつでも誤読から始まるのだ。 https://x.com/yosonitewa/status/1719938902243578068?s=20
glad to be part of GIO last night
https://pic.twitter.com/PG7LhKS25i
GIOに嘱託されたら言語的に滅ぼされた先住DNAのハワイガザオキナワアレウト的行方を波打際でなぞることを提案する
バイオリンの致命的な欠点は他方も我方も同質になるということで、温泉のBGMを聴き乍ら、ゆり子がバブルの頃インクスティックでやっていた書割バンドの、「通俗クラシック名曲に落ち着いた」という紹介文を思い出していた。
with the jawbone בִּלְחִ֣י
bil-ḥi
of a donkey הַחֲמ֔וֹר
ha-ḥă-mō-wr
Heaps חֲמ֖וֹר
חֲמ֖וֹר ḥă-mō-wr
upon heaps חֲמֹרָתָ֑יִם
ḥă-mō-rā-ṯā-yim
בִּלְחִ֣י
with the jawbone
הַחֲמ֔וֹר
of a donkey
הִכֵּ֖יתִי I have slain
hik-kê-ṯî
a thousand אֶ֥לֶף
e-lep̄
אִֽישׁ׃ men
Κ
https://youtu.be/aq6BrQrCajY?si=RcXopUSprbEq-Yse
https://youtu.be/PPAmTIoeqaM?si=teQWsppEA9VhiJHK
https://youtu.be/aq6BrQrCajY?si=aQeM5FWC-UamW83J
https://youtu.be/PPAmTIoeqaM?si=z2TrSfJjVfurGxeE
風邪は引こうとして引くものであり、人生とは薄着のまま葛根湯を飲むようなものである。
柿や栗がゆっくり過ぎ去りつつある今、揚げた蓮根のクランチーな食感はヴェジタリアンにしてみれば偉大なのだろうなと感じる。
なぜ邪魔が入って間に合わないという悲劇ばかりなのか。 必ず辿り着けない、という主題を生きているだけなのか。
海で拾った磁器のカケラを排土にぶっ刺してみた
酒游舘に持ってく
余ったらpandに
うまくいけばだけど
取っ手は石黒さんの型物のギョーザの羽みたいなところを残す仕事が昭和の洒落であったが令和に於いてはぶっ刺すのが瀟酒で云々
大久保に行く度に買いためたスパイスが古くなったので全部使い切ろうと思い、熟した渋柿だけでカレー作ってみたんだけど、幸いなことにまだ食中毒にはなってなくて、クローブやファージャオの渋みが柿で相殺されるらしくなかなかおいしかった。 水は使わなかった。 余ったwasted youth缶は使った。
(36) La Société du Spectacle | Gustavo Maldonado – https://www.academia.edu/29400132/La_Soci%C3%A9t%C3%A9_du_Spectacle
能勢さんと飲み屋で「要するにつまんなきゃいいんでしょう」「その通りです」などと話していたら、横に居た若い人に「お二人とも何話してるのかさっぱり分かりません」と言われたのを思い出して。パンデミック前のはなしだ。
https://youtube.com/shorts/M_PpoEbguIU?feature=shared
https://torikudo.bandcamp.com/track/look-away-from-me

この前のフェアに出したTの原画なんですけど2着売れたらしくどれが買われたのか気になってきた




En quoi puis-je vous aider ? | DTR + Mike Watt | DTR
https://derekgedaleciatorikudorichhoush.bandcamp.com/album/en-quoi-puis-je-vous-aider
タイシルクの慇懃さで
手縫いのワンピースの貧乏を見遣り
葬儀屋は警備員を雇い
死刑囚の息子は円熟する
甘いものは渦模様であり
作業員は流しの下に潜る
髪の質が食を物語り
スマホのひび割れのように戻れない
完全無欠な神なら何と言うかと考えては
ひじきのような髪の毛はPeterの失敗を語る
止まってしまった発達
言葉の上がり下がりがリアス式海岸
菓子の焼け具合に似た
梯子車にも似た
言葉の上がり下がりがリアス式海岸
鯰の首筋
同じような苦しみ
腫の顔
消費税の声を聞いた
少しも離れない
背広が頼朝像
難しい状況に置かれたくに
届かない人が居る
これらは全て罪がない場合の話しだ
暗雲垂れ込める夕焼けの背広
見回り
取り残された魚
印章のように際立つイラスト
集約されていく
狐は
様トロポスであって形モルフェーではない
癒される
癌
復活してしまうから今は殺せない
復活してしまうから今は殺せない
後頭部のない
互いの
万能感を持ってしても
復活してしまうから今は殺せない
巧機という名だった
チャイルディッシュな功罪
セリーヌの歌にあった
しばり首
飼い慣らされた馬は
弱くなったわけではない
化繊が光る
鈴鹿から来た空色のプリウス
健忘のように抜けた空色の濁り
エチカの演繹
酒豪の岸田
猫の間違い探し
誓いの井戸べエル・シェバ
韓国の添加物
芋のセルフィー
夢で魂に織り込まれた手を
滑らかな菓子
白い両替機
次どうしたらいいか考えましょう
弱
シミュレーションはバッチリ
波板に泰山木の影
クラフト玉手箱
緑は恐竜色が混じる
とり一羽止まれる丸太にとり
見えない虹
本当に癒しになっているのか山の緑
氷山の一角珈琲
漢字珈琲
みさき珈琲
夜中の気球
紫がかったガラスが挟まれ
相手の気持ちを大切に
製剤薬局の白
臭みのない齧歯動物のように見えない虹
後頭部のない同僚
海馬や前頭葉は食べない方が良いのか
頭が大きい
目を閉じれば黒は溶け合う
菓子で言えばこの声は
空ぶかし
TEASI?のような字が書いてある
義人の不幸という事態は皆無でただ悪人としての失態を義人の謝り方も教わらずに甘受するだけだ。

大量死の中で主張される悪人の権利は、苦しいけれども瑣末だ。法そのものの源に触れられるのは不幸な義人だけだからだ。蛆虫とか虫けらと言った言葉が湧くのはその半端ない無力感のためだ。いまや悪人の方が苦しい分だけ真剣だ。
犬も喰わない苦しさに価値を見出そうとする哲学はだから湖底の街々のように非常に肥沃だ。

それは状況主義者が看破したように、享楽と同時に苦しさがスペクタクルとして使われ、その振幅の中で生きるように仕向けられているからだ。
Volk liebt es so.
その状態を愛したのだjer5:31
ロバのあご骨はキハーダという打楽器になります
https://youtu.be/TSqJdaBYa0I?si=HvBwjPN8y7oItUs5
humilityと区別される卑屈な謙虚さには名前がない。そう思うのは場所がないからだ。時間は美の長さの分だけいつも後陣痛のようにしてある。いつもあと少しを寝泊まりしている。ここに厄介になって遊ばしてもらってんだ、と食客が言う。そのオヤブンさん、はいずれ襲撃に遭って潰れることになっている。

表層のケネスアンガーコントロールは枯れた泉に
深層水は毛細管現象で滝に
滝になったトリップの鰯
熱風乾燥で煮干しに
食糧危機に備える
タコを突いて暮らす
悔悟を噛み続ける
それでも枇杷葉を一袋
菌の、後陣痛
https://youtube.com/shorts/ZgUNrW_DRtI?feature=shared
今年のボジョレーは弱いものは虐めてもいいという味じゃないかな 去年は確か貧困はトレンドから落ちた、じゃなかったかな 大体カンヌと連動している気がする
https://www.academia.edu/6909811/Le_communisme_ou_comment_la_production_de_la_mis%C3%A8re_devient_prolif%C3%A9ration_ontologique
「価値の消滅」というスローガンにまでは持っていけるがそこから先はない。
料亭の会合は広島弁の酒豪には有利なのだろう
#poetry #rock musician
本当にやるの?
お食い初めって奴
ちょっと過ぎちゃったけど生後100日を記念するってさ
コミヤミヤもこかずとんもまだミルク一本
固形物なんてひと口も食べられない
とは言え
一生食べ物に困らないようにという願いが込められてる行事だそう
ミヤミヤがやるって言ったらやるしかない
わかりました、やりましょう
ミヤミヤが張り切って隣町のデパートで買い揃えてきたもの
でっかい鯛の塩焼きでしょ
肉厚な蛤でしょ
お赤飯でしょ
ミルク飲んでおなかいっぱいのコミヤミヤとこかずとん連れてきて
ミヤミヤ、カメラの用意はいいですか?
きょとんとした目つきのコミヤミヤ膝に抱える
お赤飯を箸でつまんでちっちゃな口の傍に持っていく
見慣れないものが近づいくる
ウッウェーン
あーらら、泣き出しちゃったよ
抱っこ抱っこ、ゆっさゆっさ
どうにかこうにかご機嫌とって再度挑戦
鯛の塩焼きでしょ、蛤の潮汁でしょ、またお赤飯でしょ
3回繰り返す
泣き止みはしたけど
ちっちゃな目が憾むようにこっち睨んでる
あー、すいません
今度はミヤミヤがこかずとん抱きかかえる
カメラ構えるいい絵撮れるか
お赤飯つまんだ箸が口元に近づく
ウェアーッオエッ
やっぱりだめか
きっと箸が怖いんだね
赤ちゃんの視点に立ってみれば
不気味な細長い棒が得体のしれないモノを
ミルクを飲むべき大事な口に運び入れようとする
鯛も潮汁もおいしいモノなんかじゃないんだよ
不気味で得体がしれないんだよ
怖いよねえ
ミヤミヤ慌ててよしよしと頭を撫でる
気分が落ち着いたところで再開
最後に歯固めの小石を口の近くに持ってってっと
はい、撮れました
ヤブ睨みのかわいいお顔が撮れました
コミヤミヤこかずとんが落ち着いたところで
じゃあ、大人でいただきましょう
うん、甘味のある鯛の身が最高ッ
うん、蛤の出汁が効いてて最高ッ
結局大人でバクバク食べてんじゃん
「高いだけにさすがにおいしいね。
今日は泣いちゃったけどさ。
いつか写真見て、あー自分はちゃんとお食い初めやったんだって
わかる日がくるよね」
ミヤミヤは満足そう
なるほどそういう考えがあるか
必ずしも当事者が今気に入らなくともいい
ちゃんとやったことに意義がある
写真が残ることに意義がある
「いつか」という時間差に意義がある
あながち大人の都合ってわけじゃないぞ
「やって良かったよね、泣き顔も記念になるしね」
なんて調子合せてるかずとん
それにしてもおいしいな
この鯛、残った分は明日お吸い物とかにできるかな
和食最高ッ、お食い初め最高ッ
夏――いくにちか
薔薇の同時代者になる。
リルケ『薔薇』より(高安国世訳)
薔薇族に五月の雨ぞ匂ひたつ
眼球に薔薇の刺青の彫り師かな
新しき血を欲しをり薔薇の棘
俄にはそれとは知れず薔薇の裔
花園に知と愛あふる蝶の群れ
虹失せて叛きの悲歌は限りなし
海亀にボーイソプラノ夢制す
薔薇の精に抱かれ夢む神なき世
銀漢や白き櫂入れ残りの生
薔薇を焚き世界を止める刹那あり
琴鳴らし死者と交はる嵐の夜
鳥の死にソネット響く薔薇の園
薔薇淫ら金泥の文字に封じられ
濡れそぼつ女乞食は薔薇かかへ
堅き実嚙んで少年愛消す晩夏
断末魔薔薇一輪を挿してをり
蜜溢れざらつく舌に虹の痕
霜降りる石棺の蓋に隠さるる
薔薇の刑神は姿を隠しけり
黒点はかつて薔薇の木在りし場所