すでに
あったろう
空はすでに
あっただろう
ヒトや
メダカや
朝顔の生まれるまえに
空はあったろう
空色の
朝顔の花も
午後にはすっかり萎れてしまいます
このところ毎日
夕方に水を撒いています
そういった
そのヒトの生まれるまえにも
すでに
あったろう
空はすでに
あっただろう
ヒトや
メダカや
朝顔の生まれるまえに
空はあったろう
空色の
朝顔の花も
午後にはすっかり萎れてしまいます
このところ毎日
夕方に水を撒いています
そういった
そのヒトの生まれるまえにも
砲弾を
撃ち込む男も
死んでゆく
あの子供たちも
ヒトかい
母は泣き叫ぶだろう
父は
死ぬ覚悟で銃をとるだろう
ヒトなのかい
彼らもヒトなのかい
無言の
ない言葉を語れよ
静かな
ない言葉を語れよ
死者たちに語れよ
死者たちに語れよ
ことばのつぶだちについて考えている
炊き立てのお米のようなつぶだち・・・・
炊飯器のふたをあけて覗き込んでみる
米のつぶが 湯気のなかに立っている
よく見るとひとつぶひとつぶ形が違い
それらの接触が「味」を生むのだろう
こころのなかで 砂粒がふぶいている
わたしは紅い砂丘を ただよっている
目が痛い 砂粒が睫毛に絡まってくる
そんなときこそ 目を強くひらくのだ
何が見えるか見えるものが見えるのだ
炊き立てのお米のようなつぶだち・・・・
わたしは それらを網膜に焼きつけて
机上のPCの画面に 記録をしていく
ことばのつぶだちについて考えている
炊き立てのお米のようなつぶだち・・・・
炊飯器のふたをあけて覗き込んでみる
米のつぶが 湯気のなかに立っている
よく見るとひとつぶひとつぶ形が違い
それらの接触が「味」を生むのだろう
それらの接触はわたしの米の研ぎ方だ
そのときにわたしは 左側の腕を使う
炊き立てのお米のようなつぶだち・・・・
わたしは それらを網膜に焼きつけて
机上のPCの画面に 記録をしていく
ことばのつぶだちについて考えている
炊き立てのお米のようなつぶだち・・・・
わたしは砂塵になど吹飛ばされないぞ
充血した目でことばのつぶだちを愛す