昨日
facebookに
根石さんは
悲しいと
書いていた
写真には
千曲川と姨捨山がうつっていた
ぼたるさんが笑ってるよ
空で
わらってるよ
あたりまえじゃないか
悲しいなんてあたりまえじゃないか
そう
言って
わらっているよ
わらっているよ
昨日
facebookに
根石さんは
悲しいと
書いていた
写真には
千曲川と姨捨山がうつっていた
ぼたるさんが笑ってるよ
空で
わらってるよ
あたりまえじゃないか
悲しいなんてあたりまえじゃないか
そう
言って
わらっているよ
わらっているよ
今朝
スープは昆布だしにしました
ジャガイモと
青梗菜と干し椎茸とウインナと
昆布と荒塩と
胡麻油をすこし入れてみました
湯槽からでて
テーブルに平らな皿を置きました
白い皿をみていました
白い皿をみていました
皿の上の無いものをみていました
いきあたる
景色にいきあたる
いきあたる
ものを
みてきた
景色にいきあたる
景色にたちどまる
いきあたる景色を残してきた
いきあたる景色を残してきた
ひかっていた
ひかって消えた
ひかって消えていった
ない景色をいきる
ない景色をいきる
湯槽に浸かってから
部屋の障子をあけました
満月の月が光っていました
それから牧陽一さんの
アイ・ウェイウェイ スタイルを読みました
牧さんの覚悟がありました
ひとびとの悲しみがありました
燕たちは昼間
テトラポットの上を旋回していました
今朝
海辺でことし初めての燕をみました
テトラポットのまわりを旋回して
虫を捕っていました
昼には街のアスファルトのうえに
磯ヒヨドリをみました
夕方
二羽のムクドリが窓辺で身繕いしました
導くものは
鳥のカタチをしているのだと
思いました
暖気がはこぶもの
低い音の輪唱で、地から湧く。
朱の洪水は、ななめに染まり
音符のように、点々とそれは、人から出た液なのだと
歌われる。
眼の針が、そのように蕾をひとつずつ
ぷしゅんぷしゅんと潰して
ぷしゅんぷしゅんが、伴奏となって
音楽は、面に張り付いている。
視界の前には、音の羽の川が山から降りてきて
右岸には、おだやかな低体温の宮がひろがり
左岸では、それを怒る、朱の花たちが
ただしい春情を喚いている。
はるにくのやくごとにふるあぶらじる
のようなテーマの混声は、もともとは綺麗なのだ
と、まず、ひとりめの高僧が説きはじめた
しんらん、どうげん、ほうねん、えいさい、にちれん
なんとかてんのう
●
滝をアラームで起こす。
滝は、立ち上がって、洗顔している。
垂直に感応したのか、
瀑布の成分は、したたかなあぶらじる
鹿などは、焼かれ喰われ
木は選別して伐られ、
残った、朱のそれ
それは、椿の
春情ではなく、椿情だった。
●
蒼ざめた艶書の、おもてには
ののしゅの
しゅののの
ゆの、緒と朱がまぎれて
あなたさまのちはななめのおもてにならびおとわのかわはそまります
と書かれている。
●
夜になると、ただ鹿鳴だけが
喘いでいる。
連作「音の羽」のうち
昨日は
飲まずに帰った
部屋に着いたら
電話が鳴った
さいきんどうよ
だいじょうぶかよ
荒井くんはいった
荒井くんは酔っていなかった
浅草にいい店をみつけたといった
今朝
目覚めて
冷蔵庫の牛乳を飲みました
表面が
揺れていました
今朝のスープには
生姜を入れました
生姜を入れたので
鰹だしと塩だけでいいのです
あとで思いだして
干し椎茸も入れました
かつて
助けませんでした
こころを病んだ友人を
助けることができませんでした
今朝も
スープを飲んで
湯槽に浸かりました
今朝
スープをつくりました
大きなモヤシと
にんじんとわかめとウインナと
鰹だしでつくりました
豆板醤をすこし入れました
それから
お風呂に入りました
ひとりのときは
何も言いません
わたし
湯槽に浸かってました
湯槽に浸かっていました
昨日は
モコと海をみていた
海辺を
モコと歩いた
カモメが飛んでいた
カモメは空に浮かんでいた
それから牧陽一さんの
「アイ・ウェイウェイ スタイル」を読んだ
スタイルではなかった
あるのは単独者の思考だった
そこに利休がいた