ミスター・カルダモン

 

工藤冬里

 
 

あ、クマが食う、
あくまでも悪魔、
クマが食う原理、
平和に生きる権利、
信頼できるリーダー、
無理だ、高知県の統治権、
正当な政党、
マブダニはマブダチ、
マブチモーター、水中で子にキッス、
ドン横キッズ、
万博にわんぱくフリッパー、
第七ラッパーが真っ先に尋ねる安否、
カルダモンの賛否、
米なくて苦しむくまモン、
四つある部屋には名前があって、
guiltの哲学からanxietyの哲学へ、
anxiety の哲学からinsecurityの哲学へ、
insecurityの哲学からshameの哲学へ、
shameの哲学からguiltの哲学へ、
出来るのは部屋から部屋への移動
埋め込まれた良心が作動
カルダモンからクロモジ、
クロモジからヤマボウシ、
出来るのは部屋から部屋への移動
家を出ることは出来ない

 

 

 

#poetry #rock musician

Pity is akin to love ※

 

工藤冬里

 
 

生きているたあ死にたいてことさ
生きているたあ死にたいてことさ
生きているたあ死にたいてことさ
生きているたあ死にたいてことさ
生きているたあ死にたいてことさ
生きているたあ死にたいてことさ
生きているたあ死にたいてことさ
生きているたあ死にたいてことさ
生きているたあ死にたいてことさ
生きているたあ死にたいてことさ
生きているたあ死にたいてことさ
生きているたあ死にたいてことさ
生きているたあ死にたいてことさ
生きているたあ死にたいてことさ
生きているたあ死にたいてことさ
生きているたあ死にたいてことさ
生きているたあ死にたいてことさ
生きているたあ死にたいてことさ
生きているたあ死にたいてことさ
生きているたあ死にたいてことさ
死にたいてのは生きてるてことさ

 
※ 夏目漱石「三四郎」
 

 

 

 

#poetry #rock musician

トレパク

 

工藤冬里

 
 

デストロイヤーのくせにデストロイされず
ビトレイヤーのくせにビトレイされずにいるあなた、
あなたはスカッとするショートムービーみたいに災いを受ける
あなたがデストロイし終えたらあなたはデストロイされ
あなたがビトレイし終えたらあなたはビトレイされる

デストロイし終えたらデストロイされるそうですトロいんです
ビトレイし終えたらビトレイされる見とれアシュトレイ行きじゃ

 

 

 

#poetry #rock musician

gift

 

工藤冬里

 
 

見通せないようにしてもらっている
理解できないことに感謝する
不意に立ち去るのは失礼
もう声で実現している
あ、この人も声が戻っている
誰と再会するっていうの
大木裕之に再び会うのは誰

こりゃ言ってみりゃ肉の塊
落とし込まれたモオブの窪溜まり
転がる色わだかまるただ乗り
言葉が何かも分かってないのに
太陽も月も夜もないのに
受け取ってもらえるらしいアレンジ
模すとすれば大きなオレンジ
ジレンマ抱えてConstant sorrow but
Continuous peace peace peace peace
育ててくれたナミオに感謝
期待するのはバイデンの恩赦
聞き倒したのは敗戦後のdoowop
自分より高い大きな岩の上で

 

 

 

#poetry #rock musician

荒野

 

工藤冬里

 
 

僕だったら文句言わずに煮詰めて発酵させられないかとか十割で麺打てないだろうかとかあらゆる可能性を探ったと思う
荒野ではテント以外の工藝性は備えられなくてもいいが生き延びるには行商人のミニバンが必要だ
河南のキッチンカーがニラを運んでくる
あゝ高い、高い、高い
岩塩は土に塗れて

 

 

 

#poetry #rock musician

黄表紙

 

工藤冬里

 
 

ハンドルにガバと伏せ唐草の曲線で舵を切るように(頻繁に)車線を変えながら渋滞の夕暮れ
誓いの中、黒い卵のように後頭は並んで。エンブレムの佇まいで燻されて出てくる一群
エケケケ・・未明の黒い雨の爆撃に中身汁サークルの欠損はまた(また)拡がり
今何が地球で生じても以前のように持ち堪えられる気がしない
タトゥーは黄表紙のように捨てられ姉は卵を飲み込む
心配事​があまり​に​多い​と,夢​を​見る​こと​に​なる。(ecc5:3)

 

 

 

#poetry #rock musician

新縦型物語

 

工藤冬里

 
 

大きな物語も小さな物語もベクレもヘタレもワクもヤクも
転生した竜や清掃員のフリした金持ちの新縦型物語のアドレナリン分泌に如かない
大なる者も少なる者も
マッチ強迫とジェノサイドゲームアプリのドーパミン過剰となって
思い出した鮎川さんのこと
スーパーマリオをやりながら死んだ抒情詩

 

 

 

#poetry #rock musician

ひー頑張んな

 

工藤冬里

 
 

決定する能力は批判されるべきではない
昭和に鞭して
身体の決定は常に「眠れ」
終わりの時代に工藝性は必要なのか?
そうやって結論ありきでAIに相談してるといつかヤラベアム化するぞ

 

 

 

#poetry #rock musician

光市

 

工藤冬里

 
 

家々の色はとりどりで
晴れ晴れとはしていないけれども
とりどりで
クラフトマッコリのブリューワリーもあり
中国名の寸劇が街を覆う

分裂症つまり統合失調症が全体性への無理矢理の回復であるとしたらそれは、 部分と部分を劇的に結びつけようとするという点で知恵と似ている。 資本主義が全体主義に吸い取られる際に使われる物語がおどろくほど無理矢理で劇的なのはそのためである。

角谷の箴言めいた口調
例えば道を歩きながら「すべてに逆説がある」

ゑでぃまあこんのハロー警報はニルヴァーナの後だったが、 角谷のハローシカはソ連邦崩壊前だった。《故に》角谷はソ連邦を崩壊させたのだ。

 

 

 

#poetry #rock musician

過去過去の幸福

 

工藤冬里

 
 

過去は存在していなかった
未来が過去を決めていくのだった
2012年のヒッグス粒子発見の未来の前、ファシズムの台頭する1930年代にエリオットは「荒地」でこう書いた
what might have been and what has been
point to one end, which is always present
詩は、いいところまでいっていたのだ
現在過去未来は同時に生起する泡として観察される
全てを知っているわけではないがそのステージに参入しているというのが実相だ
正確であろうとすればするほど狂うので観察者としては断念しなければならない
重力というより欠落
つまり貧乏を鍵とし餓死した大過去を黒穴として眺めるのだ

 

 

 

#poetry #rock musician