工藤冬里
動かない線に張り付いてTLはゆっくり動き
叙事はきみを落ち着かせる
傾(カブ)いたままの章動的な背骨の震えによって
蝉は地球のように空洞だ
言い足りない事があるとすれば
それはいつも公転面に置かれた「愛してる」の解像度の変化による
#poetry #rock musician
動かない線に張り付いてTLはゆっくり動き
叙事はきみを落ち着かせる
傾(カブ)いたままの章動的な背骨の震えによって
蝉は地球のように空洞だ
言い足りない事があるとすれば
それはいつも公転面に置かれた「愛してる」の解像度の変化による
#poetry #rock musician
冬夜裡心碎的聲音不影響我
勢不可當地暢飲,
二零一九年的唐朝酣醉,
行步錯步亦步亦趨
拍琴李白歌三千
Wilson來此杯中做晚禱
一切暗夜斷灰藍!
他再臨復缺席,胡語亂言重
又清醒!
行兩步啱三步,步步高昇
老友嚎啕左擺右搖……
Paul咧嘴大笑,月亮反光!
如歌行板街燈趔趄
彌頓殷藍,胡椒手段出不遜的字句!
睨視發黑的警察。
他樂譜零落道路頓悟
誰來收買這疼痛的畫幅?
誰來傾聽我憂傷曲?
沉醉,包含了所有的沉醉!
冬夜裡心碎的聲音幷不
影響我寫下這旋轉詩句,
一段熄滅的歌。
我衹是獨醉,衹是隨手月光清明
我安靜如山中野狗……
今天早上是另一個早上,
一個黑夜之外的所在。
…………末醒…………
2019年12月13、14、18日
冬の夜
胸が張り裂ける音は私に影響しない
現場は飲めない状況だ
2019年の唐朝は泥酔し
間違った手順で同じ道をたどりなおす
琴を奏で 李白の三千の歌を歌う
ウィルソンはこのグラスで夜の祈りをする
全てが藍色の暗夜だ
彼はまた欠席し
くだらないことを言いまくる事この上ない
またシラフか!
二歩歩いてまた三歩 一歩一歩高みへ
旧友は左に右に泣き叫ぶ……
ポールはゲタゲタ笑い
月光に照らされ
アンダンテ・カンタービレの街灯はよろめき
ミルトンマーケッツでは胡椒弾の藍煙が不遜の字句をはじき出す
黒い警察の様子をうかがう
彼の楽譜は落ちこぼれ
路上はたちまち悟る
この痛々しい絵を誰が買うのか?
私の悲しい曲を誰が聞くのか?
泥酔は全ての泥酔をはらむ
冬の夜 胸が張り裂ける音は
この詩句には影響しない
消えていく歌
私はただ独り酔い 月の光がそばにあり
山中の野犬のように静かだ
今朝はまたもう一つの朝で
暗夜の向こうにある場所だ
…未だ醒めぬ…
2019年12月13、14、18日
・翻訳:清水恵美
短歌歌短
不正不正不正不正正不正不正不正不
不正不正不正不正正不正不正不正不
不正不正不正不正正不正不正不正不
不正不正不正不正正不正不正不正不
不正不正不正不正正不正不正不正不
不正が続いたらどうなるるなうどらたい続が正不
不正が続いたらどうなるるなうどらたい続が正不
不正が続いたらどうなるるなうどらたい続が正不
不正が続いたらどうなるるなうどらたい続が正不
不正が続いたらどうなるるなうどらたい続が正不
不正が続いたらどうなるるなうどらたい続が正不
不正が続いたらどうなるるなうどらたい続が正不
不正不正不正不正正不正不正不正不
不正不正不正不正正不正不正不正不
不正不正不正不正正不正不正不正不
不正不正不正不正正不正不正不正不
不正不正不正不正正不正不正不正不
大変な事が起きるるき起が事な変大
大変な事が起きるるき起が事な変大
大変な事が起きるるき起が事な変大
大変な事が起きるるき起が事な変大
大変な事が起きるるき起が事な変大
大変な事が起きるるき起が事な変大
大変な事が起きるるき起が事な変大
大変な事が起きるるき起が事な変大
大変な事が起きるるき起が事な変大
大変な事が起きるるき起が事な変大
大変な事が起きるるき起が事な変大
大変な事が起きるるき起が事な変大
大変な事が起きるるき起が事な変大
大変な事が起きるるき起が事な変大
#poetry #rock musician
大林に比べ戦後間もない「東京物語」の遠い尾道は更に黒瓦で統一されており、「ありがとうね」の「が」に強調が置かれるイントネーションが却って鼻筋のバタ臭さと溶け合い、「六七で大往生」の寿命感も余人を周章てさせるだろうし、網戸の無い別の国から僕の母もルイーズ・ブルジョワの母もホドロフスキーの父も来たと知れるのは、喪服を持って或いは持たずに乗る弾丸列車のデスティネーションこそが映画史の父母であるからなのだった。さてガレルが映画史的に偉大なのは、ノスタルジーの問題を乗り越えようとした苦闘の質においてであり、彼がニコを通して大他者の視点を獲得し、自分の父と自分の子を別の人間として扱うことができるようになったからだった。それに対して「東京物語」は実の子ではない者が義理の母と結びつくルツとナオミの物語である。彼らは最初から別の人間であり、戦争という大他者が彼らを結び付けている。そこでは苦闘は正面からは描かれず、消えていく美徳への哀惜のみがある。映画人に好まれるのそのためである。それで、というわけではないが鎌倉で小津の墓から洋酒の小瓶を何本か盗んだことがある。その夜病気の友人が自分を殴って死んだ。僕は電話に出なかった。「そうかい」と笠智衆が言う。ところで僕が「地獄の季節」で好きなのは「ベテスダ」である。イエスは一本の円柱にもたれていた。それは映画のようだ。かれは不具者を見ている。かれは何もしない。異なった二つの治癒の出所についてだけが略述される。
#poetry #rock musician
貧困が問題ではなく
名前各部の熱にバラつきがあり
パーマ屋には行く
歳取ったって別にいい
いつも明後日の予定を考えなさい
自分が死んだ後に起きたことを学びなさい
芸術肉体労働者は体と心を使い
芸術職人は頭と心を使い
芸獣はクスリを使う
明後日
多くのスキルはなくなります
四十日面会できなかった間にすっかり弱って
心手術してないのにイタイイタイ聞くのが辛い
ユーラシア南東のビンロウジの吐き跡が
ペンシルベニアドイツ語圏メノナイトに
かなかなをうちに一瞬寄らせる名が関係している
#poetry #rock musician
自分の周りでも抗体検査で陽性になった人がいて
隣り合わせで暮らしている実感がある
私の検査結果はおそらく明日か明後日には届く
自分が陽性であれば家族も全員陽性であるはずだ
疫病のひろがりというよりは
無症状のひろがり
なにもないひとが
なにもないものを
気付かぬうちに手渡すという
シンプルなルールに
働かざるもの食うべからずは
太刀打ちできない
倒産や廃業の知らせが
毎日届くようになってきた
揺るぎない感染のあゆみよ
いよいよちぐはぐな社会のふるまいよ
何かがはじまる前の静けさに草叢が匂っている
明日など来なくていいのではないか