工藤冬里

 
 

死んでも床に物を置かないと誓約した部屋に持ち込まれた異物は
ごくごく基本的な飲み物
拙は坐って
なんだかんだで
から始まる都々逸を考えようとしていました
成し遂げられた
成し遂げられた
と言ってはみたが
なんだかんだで
死に漏れる
なんだかんだの傍で長い時を過ごしたら
to know nandakanda was to love nandakanda
当てはめて(五字冠り)
なんだかんだで
喜ぶ毎に
昇る螺旋に
嵌まりたい
対抗馬を認めない程
アーモンドアイ
速かったですね
毎日
人生全体で
裏表のスイッチはない
専用の場所から他のものを排除する
本来の家
死んでも床に物を置かない
何処から過度になるのかという問いを立てる
死に面して命を愛さないなら
やり過ぎてなかったということになる
磁極が入れ替わっても例外はない
善悪を愛して善悪を憎む
入れ替わることが多々ある
例外はない
なんだかんだで
まともになれず
多々あることだと
入れ替わる
なんだかんだで
抜け道探す
神田の外は
外神田
植え付けられて敏感に反応する
間違った考え方で口実を設けない
なんだかんだで
活けられました
枯れる口実
探す花
愛して避ける
善悪を愛するなら伝えようとする
王道愛せと
言われてみても
練馬で下りれば
あとは庭
死んでも床に物を置かないと誓約した部屋に持ち込まれた異物は
ゴクゴク99.99%基本的な飲み物
耳に穴
引き剥がす事はできない

 

 

 
#poetry #rock musician

20/05/2020

 

Tori Kudo

 
 

having been being caught up
There are ones that have been catching up with
me that hasn’t been working since
plums, cherry blossoms, wisteria
and fireflies at last
Even if they caught up
I would leave me just being overtaken
All of us will have been being rolled in the last picture scroll
Plums, magnolias, cherry blossoms, wisteria, jasmine,
then final fireflies
are chasing me with sickles
before my reaching the refuge city

 

 

 
#poetry #rock musician

断種断酒断首

 

工藤冬里

 
 

人の苗字がなくなって
自分の息子をボクと呼び
犬はみんなジョンだった
レモンは大きくなり過ぎて
人が登れるほどだった
空き瓶も山を成していて
ラベルはみんなおんなじで
タカラという字が見え隠れ
掘る必要もなく見出せた
土はテラテラみどり色
鶏を逆さに枝に吊り
鎌で自分の首を刎ね
断酒の前にダンスして
断首の後にもダンスした
断種断酒断首

 

 

 
#poetry #rock musician

アイヌ語で考える
yaykosiramsuypa

 

工藤冬里

 
 

・・イエ親がないので話せない
・・イエ数分ではなく生きている間中歌う
‥九州醤油味
・・イエ顔なんてあるものか
・・イエ見つけたことはない
・・イエ泣いていたのではないかと思います
・・イエ子供でもできると言うのは大人には出来ないということだ
・・イエお父さんもお母さんもいないから首に結べない
・・聞きたいことを聞いても無駄
・・どうすれば黄色が白に混じることができるのか
・・悲観的なシナリオが白に混じる
・・生き残れるかどうかは偶然の問題と言うシサム(和人)の大型紙芝居
・・みどりはどうやって白に入り込めるのか
・・小さな知の考古学の写真
・・引き攣った畑の野菜
・・泥を削って蛇行する水が枝になって
・・そこに麦秋の花粉が飛ぶ
・・一言も発言できない
・・費用が足りなかった‥
・・イエ気にしているということを私は中継で伝える
・・イエ前もって費用を計算するというのはリスクを計算することのようだが‥手持ちの費用の総額は感謝と愛で表せるから‥再開後も自転車操業で増やしていかなければならない
・・イエ内部に向かって開放はされている
揺れる八重洲の地下街みたいなものだ

 

 

 
#poetry #rock musician

계집애!(意気地なし)

 

工藤冬里

 
 

言葉が死んだ
死んだ後にも苦痛があるという方向の考え方もあるが
死んだ言葉は何も知らない
売られた先で気に入られ
投獄先で気に入られ
死んでも気に入られた秘訣は人の代わりをすること
金払ってまでライブ配信なんて見たくねえし
死んだ言葉は何も知らない
今配信しているミュージャンは生きていても死んでいても同じことだ
死んだ言葉は何も知らない
気に入られる秘訣は人の代わりをすること
言葉は娼婦の真似をした
言葉が飛んでなくなれば墓には何ものこらない
死んだ言葉に意識はなく配信のための回線を知らない
死んだ言葉はいま夢のない眠りを眠っている
死んだ後にも苦痛があるという方向の考え方もあるが
死んだら苦痛はないのでホテルに天国も地獄もない
モリスの紺地の唐草
死んだ回線は何も知らない
死んだ忠実な娼婦は何も知らない
言葉が飛んでなくなれば墓には何ものこらない
死んだ言葉に意識はなく死んだ言葉は何も知らない
死んだら苦痛はないのでホテルに天国も地獄もない
忠実な娼婦タマル
タンパク質を先に食べるので炭水化物が残る
死んだら意識はないので天国も地獄もない

 

 

 
#poetry #rock musician

午後の最初

 

工藤冬里

 
 

同姓婚の絆
あら偶然ね
情報を集めて
愛するチャンスを探す
好みを優先しない
豊かな溢れ方をすると思ったら
器が小さかった
或いは
器が大きくて
溢れなかった
同姓婚
猫という苗字は眞瀬の一部族の如く栄えた
高校の時から空っぽなのは変わってないが
落人の勾配の水路で発電し分け合う序でに子を産んだ
アイヌ語で考えるとは内に向かって揺れ具合を見ること
はっきりしたことは云わなくなって
それから死んだ
同姓クラスターが発生したのだ
谷川を
苗字のない王へと遡る

 

 

 
#poetry #rock musician

午前の最後

 

工藤冬里

 
 

用意をしてきたのに何が出来るか尻込みしてしわくちゃの翅をしまって怖気付く熬子を前にして息を吸い込む七三の二ボラーの若い頃を知っている
決意を弱めようとしても私達は大勢いるから(みんな違ってみんな片口嫋)海域にぴったり合ったエリコの体験談を探す
和訳の王国を打ち破り弱かったのに強くされ
和樂の鎖に繋がれても囚獄の飲み会を断る勇気
少しの間苦しんだ後、訓練を終え
大漁だ弔いだ災害の許されている理由を理解して
田地旁邊水旁的綠色發芽草
え?一人? 
はい

万緑に花のいっしゅんとだえたり

 

 

 
#poetry #rock musician

生の今

 

工藤冬里

 
 

生空気遠近で生復讐が試され生毎日生多く生テストされている生スカッとしない生流れ、生地下水道いや生地下河川だ生札幌の
を生遡る
生巨額の生借金を生増やし続けるのに生すべて生無罪にするため生踏み出す生検察
の生借金帳消しの生歌
生黄色の混じった生空と生地
は生離れているのに生造りを覚えているから生踏み込む生検察
生白に生紺の生帯があったら生赦すか生個性生背景に生関わらず生覆うか
生橋を生壊して生変化を生祈り
生同じように生数勘定しない
ふりをすることではなく生見過ごして生消すのが生許す生根拠を生考え抜いた生理解の生あらわれだが生全貌を生把握できないので生癒えないまだ生蒸し返す生マイナス生プラスの生網に生乗せられた生皮の生鮭が生
生の今
生全ての生クラスの生終わりが生近づいているから生覆う生マスクして生居酒屋で生泡覆う生中
生今の生中

 

 

 
#poetry #rock musician

あんしん酒場

 

工藤冬里

 
 

まるで自分のように
自分を養っている
自分を養う
あんしん酒場
に咲く花の紫
独自の考えで話す自分は称賛されることを願っている
こうすればもっと儲かるのに、などと
自分のように突っ込む
どんなに忙しくても楽しい食事は欠かさない
あっと驚くようなご馳走
好き嫌いを考えて料理
労えるところを見る
探す
バラエティ豊か
レバーの揚げ玉
自分のように良くなりたいと思い自分のように手を尽くす
病気の自分と呼んだ
零戦プラモの空
ひとつの医療チームのように
自分のように危険から身を守る
関係するどの原則が助けになるか
自分のように蔑まれている自分に敬意を示す
優しさ
痛めつけられ放り出されて可哀想だと
同情心が湧きます
自分のために入退院を繰り返していた
悩みを共有して
敬意と優しさと理解を持って接することにより養う
自分のように愛して
モオブと黄色という意外なブルゴーニュのインドが固まって笑っている
かなりの自由が与えられている
自分で自分を下三分の二菜の花畑地平に連れて行くことが出来ない
共に歩むとは実例を通して学ぶことができる
信頼タクシー
望んでおられる通り生きていきました
生き方が全く異なっていたからです
黒海星
最後の日々に山に上る
自分を調和させる
看板を背負って
視覚で覚えていた
合成の空
考えを知っている
闇でしたが光となっています
不道徳から守られる
真面目すぎると笑われる
家庭崩壊自責
理解の光
倒れかけている自分を支えうずくまっている自分を立ち上がらせる
諦めないで欲しい
額の側面から正面に至る曲面の内側にそのような考えが詰まっていようとは

畑に放置された、
カンダケの高官は
下地の
亀裂に青が入り込む
照らされるピーナッツのタウン誌色
片手が長い群青
ウグイスは見事に鳴けるようになっていた
どうすればそこまで愛することができるでしょうか
永遠に力を持っていて
言い訳できない
探っています
電球が線香花火の赤色矮星のように落ちた
タヌキ色畝畦
ソラ豆型鈴
白黒というより
白黄写真
キュキョーンキュキョーンと鳴く
曇った
囲いの中に固まった古
の人が個
どちらの基準が優れているか
黒の中に目がある八割れ
重いかどうか言ってみろ
ハウツー
軽くなる
額が油で磨かれた石のようだ
義務感で果たすこともできます
ホストになったのはこれがはじめてです
すっかり太くなった柿の葉

 

 

 
#poetry #rock musician

ジャスミン

 

工藤冬里

 
 

嫉妬するジャスミンはおだやかにものを言うことができなかった
金持ちすぎて女の子として育てられた
あっけらかんと夢を語ったので
マグロ船に売り飛ばした
嫉妬を宿してウグイス色の盲目に
生まれた時赤く、土地も赤く、スープも赤かった
自宅待機で髭が伸びた奴が多い
わかりやすい話をするのはなぜ大切ですか
空気に話すのはドルフィ
下書きからジャーゴンを削除せず置き換えてありふれた雲を演奏
全部貰い物で食べに行ったよ
一つ以上の見方があることも知っている
持ち出し袋に十九年分の責任を入れる
委ねられた二十キロの銀
持っていない人は、持っているものまで取り上げられる
川崎の馬
を念頭に置いて
クッキーの型を押す
エッヂがきれいだ
差し出すほどに愛して
エッヂが嘘つきです
できないからです
馬も愛さなければなりません
瞼がみどりの
感情を犠牲にして平和島記念を取り戻せ
他の人がすれば良い
最後まで蝕まれるのを許さなかった
端からみどりの腐食、

 

 

 
#poetry #rock musician