日常の、非常に小さな差である

 

工藤冬里

 
 

僕は病気で、柱に触って流さなくてはいけなかったのですが、それはアーシングというやつだったのかもしれないと今思いました。

Aprovechen el tiempo de la mejor manera
https://twitter.com/_YukioHakagawa/status/1468000396589563910?s=20

真理は個性と同じく包括的なものではなく片寄ったものである
変化は突然に起こるのではない。突然が変化するだけなのだ。
左右は対立でも円環でもない。裏表がいつの間にか入れ替わり続ける線である。
敵は常に外部にはない。
教えられた言葉の枠組みの中では自分を説明することはできない。
19世紀前半に全ては出揃い、早々と擬似的な滅亡があり、そして通俗化した。
1914年が全てではない。それは準備され、それ以降はパッケージされた時間の、呼吸器を外すタイミングに過ぎない。
彎曲面に風が吹き、放電による規則正しい山脈が削り取られると、高さと深さが出現する。
教えられた1+1という数学を力学によって粉砕する小1は何を汚染しているのだろうか?

桑原隲蔵「考史遊記」に、起床のことを離褥、出発のことを発軔と書くのが堅くて良い。武夫はその息である。

日常の、非常に小さな差である

これは豊島の田んぼのケミカルな泥です
https://twitter.com/blackfaurest/status/1468192028978728967?s=20
「まだ生きている人々people who are left alive yet」の展示の中の、「白く塗りたる墓」のシリーズでやろうとしたことは、完全さの上に不完全さを乗せることでした。白い磁土の高台の上にわざと白く塗った弱い土を置いて「へたらせ」たのです。では、アースンウェアの土台の上にポースレインを乗せて焼いたらどうなるでしょうか?不完全さの上に完全さを乗せることになります。2つを並べることで、その視差がオントロジカルなものになります。
ではこの、磁器に施釉された豊島の泥の場合はどうなのでしょうか?ここでは、骨が、コスモスκόσμοςとしての飾り(コスメティックス)を纏うことになります。

名を呼ぶと反応するが、歌いながら呼んでも反応する、ということは音楽を聴いている、ということで、その時は、飼い主にしか分からないだろうが、笑っている。

自分のことであたまが一杯になっている人は夢を見ることになる

名言バスター

Amonesten a los desordenados, tengan gran paciencia para con todos



ゴグマの
星座の位置は徐々にというよりガクンと変わるように感じられる
常に三つの円環がある
農村にとってはフォークブームが諸悪の元凶だった
斑猫を見殺しにした
ポケットのない上着のように
デルモア・シュワルツの本は持っていた
救急車が月を行き来する
肥大化した揺籃
ゆよーんとはこのことだったのかと
コーポ・リーナから引っ越した足首

身体合併症
押忍!闇
おっす 闇 14.3%
押忍 闇 0%
オッス 闇 57.1%
おやすみ 28.6%
7 votes
Final results

肩痛い
三遊亭炎症

負ぶう片付けない許嫁のアルカイック飛行機
までデュシャン風鰓モーターの外を伝ってアーシングオールナイ
https://youtu.be/adu4_yzQjes
負ぶうが標準語だが仙台では負ぶるで活用する

Cada uno llevará su propia carga de responsabilidad
https://twitter.com/_YukioHakagawa/status/1469085936097308672?s=20

貝寄風(かいよせ)に乗りて帰郷す船疾し
明治は遠くなりにけりで有名な草田男の松前漁協前の句碑を発見
高校時分文芸部の原君が草田男は銀河に死せりと書いていたが未だによく分からない

伊予インター近くのみかさはダントツ一位の風格を備えている。パンクのリーダーが普通の格好だったりするのと一緒だ。

砂高台のシリーズ










https://youtu.be/lfZcsfowKgY
回復こそが敵であった、と書いてあります

映画祭は貧困トレンドから分断、そして分断からの居直りに変わっていく。ヌーボーの味も同じように地球の情況を反映して変化する。
ターナー賞も同じ軌道を 動いている

頓挫する絶対
それにしても言語神絶対変だよ
https://twitter.com/Kanginshuu/status/1218988820814692353?s=20

惑星がみっつ並んでいる
いや、金星が縦に3つ並んでいるだけだ
理由は2つ考えられる。空に膜が張られたか、僕の眼が縦に並んだかのどちらかだ。どちらの場合も数式を立てることは可能だ。それが科学というものだ。
それにしてもオリオンがノシイカのようにのさばってきている。

プログレとは全ての作業がオフィシャルだということ、それによってプライベートを救う。見ていてそんな感じがします。

@木に登りたがる?そりゃアーシングしてんだよ
木からなんかもらうんじゃなくて木に学校を流してるんだよ

smogがNFT反対というコメントを付けて音を売っているがひねりがない
そのひねりのなさが未満をドラッグする彼の閾値だ
それはそうと悉無律てかまどうまに似てるね
そして竈馬はいなくなったね

冬に咲く河之内の百日桜
バラ科だから2回咲いてもおかしくはないが目出度い気はする

厚塗りした画布をキャンバスごと切り断面を見せるというようなことは立体ではよく行われている
逆に湾曲面に色を塗ることもよく行われるがそれは骨から想定されなければならないので
ヘイメーン ボーントゥービーボーン
ヘイメーン ボーントゥービーボーン
とおじいさんの柱時計みたいなものになる

あざすと返事してもいいがそれをしないのは一昔前のネットを全くしない世代の矜持の平行移動からだからだろうからだろうか

教えられたトートロジー
ははは ははは ははは ははは はハ
死のう

カラカラ帝の大浴場
ははは ははは ははは ははは はハ
死のう

ヒットエンドラン
ヒットエンドラン
致死量ドリスも弱毒化
ははハ
死なう

元気ハツラツ
オミクロンC

岡村詩乃う

右手を使わず全部左手だけで打ってます
昔の名前で出ています
それがわたしのプライド
左手の🌈
🌈災害
🌈試験
🥕ンスキー

Esfuércense vigorosamente
https://twitter.com/_YukioHakagawa/status/1469820618602610691?s=20/

season2
https://gyao.yahoo.co.jp/episode/6170f96c-853d-4efb-976b-ea7760d5895e?source=external.twitter.share.wide

 

 

 

#poetry #rock musician

最後の詩

 

村岡由梨

 
 

眠と二人で訪れた名古屋のビジネスホテルで、
やっと寝息をたて始めた眠を起こさないよう、
備え付けの小さな机のデスクライトを点けて
私は、いつになく気落ちしていた。
昼間上映会場で見た、
自分の映像作品の未熟さを思い出して
気落ちしていた。

野々歩さんが数日前にプレゼントしてくれた
深緑色のセーターを着て
ホテルのメモ用紙に言葉を書き留めながら
東京にいる野々歩さんとMessengerで
他愛もないやり取りをする。

「今、詩を書いてる。これが最後になるかも」
「大丈夫。いつまでも『最後』の作品にならないように、
 君の創作ノートやメモの類を片っ端から破っていくから(笑)!」
「……」
「……」

野々歩さんとのやり取りが終わって、
「おやすみ」と送ってスマホを閉じた。
そして、服を脱いで、
居室のバスルームにある
大きな鏡に映った自分の裸を見た。
体重が増えて、やや大きくなった乳房。
眠と花を生んで、色が濃くなった乳首。
ずっとずっと見ていた。
なぜか、ずっと見ていたかった。目が離せなかった。
そこには、紛れもない「今」の私が映っていた。
今年の秋に40歳になって、
20代の時のように、
鏡に映る自分の体に欲情することは少なくなったけれど、
いつまでも風変わりで美しいものに執着していたい。
そんな気持ちだった。
でも、40歳。
「自分は20歳になるまで生きられない」
そう信じていた頃の自分に、
どうしようもない後ろめたさを感じてしまう。
「死んでしまいたい」
そんな熱情のような気持ちを初めて自覚したのは、
多分14,15歳の頃。
それから25年が経って、
かつての熱情は、冷たくて硬質な覚悟に変わった。

 

シャワーを浴び終わって、部屋着に着替えて、
ベッドに潜り込んだ。
眠はよく眠っているようだ。
目を閉じて、東京にいる花のことを考える。
期末試験があり、一緒に名古屋へ来られなかったのだ。

ちょっと前にあった幸せなことを思い出す。
その時、私は三軒茶屋へ用事があって
自転車を走らせていた。
すると、数十メートル先から
学校帰りの花が歩いてくるのに気が付いた。
「おーい」と言葉には出さないけれど、
私は大きく手を振った。
すると、気付いた花も大きく手を振って駆け出した。
家の外で抱きしめ合うのは恥ずかしいから、
ハイタッチをして、他愛のない会話をした。

この日、私たちが幸せだったことを、
私はずっと忘れない。

 
 
 

先日、野々歩さんと、
高校に残されている眠の荷物を引き取りに行った。
ロッカーに教科書が数冊、
化学の授業に使う白衣とゴーグル
教室には緑の上履き入れ。
あっけないほど少なかった。
放課後の教室には、眠のクラスメート(だった)子達が
まばらに居残っていた。

私の知らない場所で、
ロッカーから教科書を出し入れしていた眠。
教室で一生懸命に授業を受けていた眠。
文化祭の催しに使う看板をひたむきに作っていた眠。
眠は、確かにここにいたのだ。
そう思うと、涙がこみ上げた。

 

眠も花も野々歩さんも私も、
今、確かに、ここにいる。
鏡に映るのは、紛れもない「今」の私たちだ。
未完成で不完全な私たちだ。
かつて「滅んでしまえばいい」とさえ思い、
憎んでいた世界の地面に、私たちは
二本の足を踏みしめて立っている。
悩んだり、憎んだり、苦しんだりしても
きっと最後は幸せな詩が書けると信じている。

「いってきます」の代わりに「さよなら」と言う
その日が、いつか訪れても。

 

 

 

安靜的刻度
しずかに刻まれる目盛り

 

Sanmu CHEN / 陳式森

 
 

安靜的刻度。
落花 落光羽。
青銅,山脊線。
肩胛骨 ,眼淚青銅!
我打開典籍;
信念 領略 耳朵 痕跡
翼,不翼。
帆失去帆,
黑暗的漏洞在星光深處
銅鲸的槳葉自昏水中破冰而來。
而今我立於銅墙之下,
傾城在即。朗誦
波濤。這不朽的青銅
沉睡如風的殘骸。

 

 

安靜的刻度。
 しずかに刻まれる目盛り。
落花 落光羽。
 散る花 落陽の羽衣。
青銅,山脊線。
 青銅、峰々の稜線。
肩胛骨 ,眼淚青銅!
 肩甲骨、涙の青銅!
我打開典籍;
 私は古い書物をひらく;
信念 領略 耳朵 痕跡
 信念 了解 耳たぶ 痕跡
翼,不翼。
 翼は、羽ばたかない。
帆失去帆,
 帆は帆を失い、
黑暗的漏洞在星光深處
 真っ暗な抜け穴は、星の光の深みにあって
銅鲸的槳葉自昏水中破冰而來。
 銅の鯨のオールが、暗い水中から氷を破って現れる。
而今我立於銅墙之下,  
 いま私は堅固な壁のもとに佇み、
傾城在即。朗誦  
 都市は破滅に瀕している。声高らかに読み上げるとき
波濤。這不朽的青銅  
 大波が。 この不滅の青銅は
沉睡如風的殘骸。  
 風の残骸のように眠り込んでいる。

 
日本語訳:ぐるーぷ・とりつ

 

 

 

 

餉々戦記 (番外篇 バナナの増やし方)

 

薦田愛

 
 

咀嚼する速度がべらぼうに速いのか
あるいは
胃の腑におちたものを溶かす胃酸の酸度が
きわめて高いのか
よく食べよく代謝して妬ましいほど太らない
つれあいと暮らしていると
美味しいおいしいと言われるより早く
そう
またたく間に消えてゆく
食べ物の量におどろく
あっ あれっ
あると思っていたものが
あったところから消えている
いや
あると思っていたのが錯覚で
なかったのだろうか

おのれを疑ってしまうほど
きれいに

朝はひとより早くから身体をよく動かす仕事をし
空っぽの弁当箱と水筒提げて帰宅
おおお疲れさま はいっと晩ごはんをだせればいいのだが
どっこい私のスイッチが入るのが遅い
ゴールはまだだいぶ先
おおお腹すいてるよね
待たせてしまうというわけ
それでね
いわゆるつなぎ
格好よく言ってみるならおしのぎ
それがバナナだったり
ナッツだの黒豆だのカレールゥだの入っているパンだの
だったりするのだけれどね
いつだったか
その日も菓子鉢に盛ってあったバナナを見るなり
「僕はお猿さんじゃないよ」と
鼻白んでいるものだから
「飽きちゃう?」
と聞けば
「続くと飽きるよ」
と言うので
さようですかとしばらく
買わずにいたりもしたのだが

ある日なぜだか出くわしたレシピ
どうして行き着いたのだか
まったくもってわからない
ふだんなら晩ごはんメニューになりそうなものしか見ないのに
料理歴きわめて浅く胸張ってビギナーと手を挙げるこの私が
大それたものに挑戦しようなんて思うはずもない
けれどもしや
ただバナナ
いっぽんのバナナ
バナナを増やせないかと
検索してみたのだったか
(思考のみちすじは過ぎたしゅんかん
 砂にしみて消え失せる)

なになに
フライパンでできる(レンジもオーブンもいらない)
オイルをひかない(そのぶんカロリー控えめヘルシーうれしい)
ブレンダーもミキサーもいらない(そうでなくては)
おおそうすると
うちにないのはなんと
ベーキングパウダー
だけではないか
ヨーグルトは豆乳のそれで代用しよう
発酵とか寝かせるなんて文字はどこにもない
イーストだのサワークリームだの並んでいない
いいなあこれ
しかも簡単
でも
本当かな
材料だけじゃない
流し込んで焼くための型だとかクッキングペーパーとか
クリームを絞る先っぽだとか
百均にも並んでいてけれど私がまだ手にしたことのない類いのものは
ひとつもいらない
おおなんてシンプル
なんて潔いレシピなのだ
かじった知識や生半可なあれこれの
裏をとって確かめてみる手間なんていらない
OKおーけー だいじょうぶ、と
特大の太鼓判がまんまんなかに押してある
安心というのはこういう匂いなのか
そうだやってみよう
ひとふさの葡萄ならぬ
ひとふさのバナナの最後のいっぽんを
剝いてしまえばいっしゅんに姿を消す
はかないこれを
ほんの少しえいっと
ちからをくわえ
増やしてみよう
本当に
本当に増えるかな

ビスケットを入れて叩くと増える
そんなポケットがあれば

まどみちおさんは書いたが
バナナバナナ
剝いてつぶしてまぜて焼いて
もちろん小麦粉もきな粉もね
ベーキングパウダーだって
入れるわけなのだけれど

バナナの皮剝いて
ごそっ
大きいほうのボウルに落とし込み
レシピ指定のフォークでつぶす
ああフォークって
突き刺すとかからめ取るばかりの
道具じゃなかったんだね
すべらず完膚なきまでにつぶせるよ
ぐっちゃりべっとべとのバナナがひろがる
そこへ豆乳ヨーグルトをしとっぼとっ
てんさい糖ざっざらっ
小さいほうのボウルをはかりにのせ
まずはきな粉
せっかくだから地元産の黒豆きな粉をね
次は小麦粉
っていう時は薄力粉なんだよね
つづいてベーキングパウダー生まれて初めての開封小袋の角を
うわっ
ほわっ微細な白がたちこめたちこめ
ボウルのふちを逃れるまいったな
そして塩少々ってぱらりかな
ふたつのボウルをそれぞれ
このくらいかなと納得するまで混ぜきったら
バナナの入った大きいほうへ傾け
すすっささあっ
なだれこませ
左手にフォーク右手に使い捨て手袋をば装着
粉をねねっとりバナナやら豆乳ヨーグルトやら
まっぜっごそごそっ
まっざったっのかなこれ
水分たりなめかな いやまあ
はじめてですからね
なんだか閃いて豆乳すこししととっ
もう一度ごそっぎゅぎゅっ
出しておいた
小ぶりのフライパンの中ほどへ
どさっ
うす茶色い粘質のそれを
どっちゃ ぺとっ
置く
こんなかんじかな
手袋のてのひらで平らにひろげ
厚さ三センチ
このくらいか
ふたをしてごくごく小さなそう
とろ火で十五分
タイマーに呼ばれてあければ
ふたの下にわあ茶色が濃くなってる
ふちがかたまったらって書いてあるな
かえして八分
あけるやジュッ
湯気をはじいて
おおなんだか おおいよいよ茶色い
ちょっとふくらみましたかいい匂い
バナナだぁきな粉だぁ

バナナバナナ
バナナ増えたかな
いっぽんの
バナナがにほんには
なっていないけれど
バナナ
剝かれたしゅんかん
さっと消える宿命のバナナの
いっぽんが
ひとさらの六切れの
パンになったよ
ごそっねとっとした
粘土工作みたいなそれは
焼けてずしっと茶色くしっかとした
噛み応え
むぐっんぐっと
噛みしめる口のなかいっぱいに
たちこめるのは紛れもない
バナナの匂い
すこし遅れて黒豆きな粉もほのか

表に
テールランプ
きしむ鍵の音
おかえりぃ おやつあるよぉ
「ただいまぁ なに? どうしたのこれ」
お疲れさま、できたて食べてみて
うごく口もと咀嚼の速度はちょっぴりゆっくりかな
「ん? なんだろ、あ、いいねこれ」
バナナだよ、あと、きな粉に豆乳ヨーグルト
いっぽんのバナナがね
「んー美味しい
 たしかにバナナだね」
にっこりああよかった
待っててね晩ごはん

そしてこののち
バナナ大きめだから粉多めきな粉も多めでちょっとおおきくしよう
ゆであずき入れてみよう
バナナないけど畑のいちぢく
いやいや今度は地元の米粉
クルミ入れてみよう今度はアーモンドもと
おしのぎおやつの恐るおそるが
どうやってもだいじょうぶという確信に変わり
三度の食事ではないものの欠かせないそれとなって
くり返しくり返し混ぜては焼き刻んでは焼き
むっちり湿った焼き上がりを六つに切って
皿に盛り
ああこの匂い
けれどふりかえるとやっぱり
あっという間に
ふた切れ消え
つづいてまた
ひと切れ消えているのである

 

 

 

ぼくの子ども時代は

 

駿河昌樹

 
 

子どものころ
雲の上には死んだ人たちがいて
のんびり寝転んだりして
空を流れて行ったり
山にひっかかったり
大海原の上に出て行ったり
街の上では雨を降らしたり
そんなふうに
してるんだろうと
ほんとに
思っていた
信じていた

事故で死んだ人など
雲の上でも
血だらけでいるんだろうか?
そしたら
雲の上も血で汚れたり
してんじゃ
ない
のかな?
などと
ほんとに
思っていた
心配した

そんなふうに
思わなくなったころ
終わったのだ
ぼくの子ども時代は