広瀬 勉
#photograph #photographer #concrete block wall
already
is it morning
the beginning of winter
in the blue sky
over there
Yakeishidake
at the top
white
it was shining
thin and
white
it was shining
at the beginning of winter
father is gone
then
it’s snowing
a narrow snowy road with my sister
we walked
at the beginning of winter
my mother knitted a sweater
what was
my brother doing
how is it
・
When did this world come into being *
もう
朝なのかな
冬の
はじまりの
空の
向こうの
焼石の
頂の
白の
光って
ました
細く
白く
光っていました
冬の
はじまりに
父は
消えて
やがて
雪は
降り
細い雪道を
姉と
歩いていきました
冬のはじまりに
母は
セーターを編んでくれました
兄は
どうしていたのかな
どうなのか
・
この世界はいつ生じたのか *
* twitterの「楽しい例文」さんから引用させていただきました.
#poetry #no poetry,no life
長旅をしてきたように見せかけていたのがいつか中身が追いついて一廉の音になっていた
女装と刺青のお陰で低姿勢だったがそれは最期まで変わらなかった
大野一雄のようではなかった
変わらないなかでこのような美しいをどりは見たことがないと思った
Xinlisupreme – All You Need Is Love Was Not True 聴き返してみたが忘れていた
〽わしかてずーっと一緒に居りたかったわ が引き続き鳴っていた
脳は水の少ない球だからどこにでも仕舞えるのだ
能勢さんに京都国際映画祭で八木一夫を扱った映画を作ったから観るようにと勧められて
ギャラリー射手座が出てきたのが懐かしかった
バスの窓から弁当のカラを捨てる八木一夫
八木に嫉妬され潰されたという寺尾恍示のわざと割ってから継いだ作品はありふれていた
山椒を唇に乗せると五〇ヘルツの周波数が記録される
痺れは紛れもなく可聴域のをどりなのだ
変わらないなかで味がありふれていた
米の代わりにブルーチーズを詰めた琵琶湖の鮒鮨の、ブルーチーズだけが(この「が」に馴れるまで十年の漬け込みが必要だった。)売っていたのを土産に買って帰った。
今日食べると言うので寄り道して踏切を超えると、羊を抱くように羊のような犬を抱いて歩く男がいた。白井屋の娘に訊いたらアリアニコ百パーのカルトワインがありますぜと言う。能動的に買いに行く感じで買ったのはこれが生まれてから二本目であった。闇の中で狸を切ってしまったような重味で、こんなものか、と思った。重さとは時間の速さの落差のことである。
熱以外に過去と未来を区別できるものはない
それは熱力学の第二法則であり、焼き物とは過去の熱が移った未来である。
窯焚いてるから暇なんだよ
重さとは隣接する時間の熱のことである
炭を四千いくらで買って扇風機を当てていますがまだ上がりません
塩投入した
一つ星シェフがファミレスでバイトってラーメン発見伝の芹沢サンとどっちが先なんだろうか
特別な未来があるわけではない。特別な曖昧な過去があるだけなのだ。曖昧さがなくなる時過去も未来も消える。
過去と未来があるのは、私たちが馬鹿だからだ。
目の細かい籠を表わすヘブライ語はサルです
「笊(ザル)」じゃないですかこれって
けなげ猿
速度が増すと時間は遅れる
群衆に掃射して一掃するゲームが多すぎる
再び合流しなければ速度を問うことは無意味である
セブンにおでん出てる
離れた場所には、「今」に対応する特別な時間は存在しない
葛根湯と小柴胡湯を併せ呑むと重症化しにくいそうです
あとはビタミンDが良いというから椎茸干したやつとか
調布に空洞 オレはくどう
瞬間に今を問うことには意味がない
高知県美のピアノは今月一〇日に弾くことになっていたので使わせてくれと土下座して頼みましたがおまえらは壊すからだめだと貸してもらえませんでした。舞台自体はネオシチュアシオニスト大木裕之三〇年の集大成となりました。
高知は、準備としては、大木さんがスペクタクルスペクタクルと力説するので、それがテーマとなった。ギー・ドゥボールの著作を読めば、反スペクタクルとは要するにつまんなきゃいい、と要約できる。分離派建築との関連を言えば、要するにつまんない家を作れば良い、となる。ということは「住めば都 A tout oiseau son nid est beau.」てことだ、と思いその看板を作ってステージ上を移動してみた。後で能勢さんにそれを言ったらウケた。宿営毎にバイオリン、三味線、zoⅢ、と使い分けて、中原のノイズ、佐久間の能を起点にして動いた。ピアノがあるとかないとかは別にどうでもよかった。近代は終わっているのだ。
現在は全体には広がらない
現在はない
時間はない
もう輪も矢もない
空間を一直線に進む妄想を捨てるために誕生日を祝わないのだ
海面のバブルや前世紀末の物理学の展開の速さを知らずに海底で引き摺られていた痕跡のように
ロック史とは孤立系からtを抜いて成立させる世界観であるには違いなかった
死ぬ前に”I love you”とかヨウムのアレックス君すごいなー
後釜のヨウムはPTSDやトラウマがあったりしてだめだったそうだ
玉置浩二は小林旭になれるかなあ
〽︎粉雪ーねえ 永遠を前にあまりにはかなく
数学の方が上だな
物理学や哲学よりも
東にひんやりとした星
#poetry #rock musician
he said looks bumpy
this world
he said it looks double
he
was standing
he didn’t move
then
he crossed the bridge
the woman knew
in winter
the red flowers of sasanqua bloom
the core is
yellow
・
She gave birth to twin girls *
デコボコに見えると
言った
この世は
二重に見えると
言ってた
そのヒトは
佇っていた
動かなかった
それで
橋を渡っていった
女は
知っていたのだ
冬には
山茶花の
紅い花が咲く
芯が
黄色い
・
彼女は双子の女の子を産んだ *
* twitterの「楽しい例文」さんから引用させていただきました.
#poetry #no poetry,no life
人生がまだまだ続くと思ってる奴にいつかの秋晴れに透けた月の栄養のなさを知らせてやりたい
人生がもう続かないと思ってる奴にはいつかの赤色矮星なみに肥大した明け方の月の入りを教えてやりたい
菌が這入ろうとする幻魔大戦の身体には卵子が合鍵を持ったオレオレコロナに騙されないような被災者に寄り添った援助を考えていきたい
帰り道、五日連続で同じ路上に立っているゴイサギに今日もスピーチする
ダルそうに羽撃く彼女の馴れ馴れしい眼がいい
#poetry #rock musician
小雨がやんで
夜のとばりがおりる
折れてしまった枝
転がって土にかえる
干からびてゆく
地表のような肌
小雨がやんで
夜のとばりがおりる
ひび割れの下に
真新しい赤い皮膚
翻弄される
木の葉のように飛ぶ
花を忘れるほどに
枝ばかりの夜空
だからなんなのか
舵を取れている者は幸せなのか
小雨がやんで
夜のとばりがおりる
こころを真空にして今は
歩いている
いつかの秋
わたしは大きな公園で一日を過ごした
まわりが淋しくなる頃
落ち葉を拾って立ち去った
いつかの秋
わたしはまた大きな公園に
いた
賑わいは耳に残っていない
景色だけが
そのときの気持ちだけが残っている
いつかの秋ばかりになる
今年の秋
わたしはその大きな公園に
いない
その公園のわたしを呼び出しては
秋を遊ぶ
落ち葉を拾い集めて
本にはさんで帰るのだろう
ぼんやりと
いつものように走り回る子らを眺めるのだろう
いつかの秋は
いまより豊かにみえて
行かずにいる大きな公園は
賑やかに思える
わたしはここにいるというのに
from before noon
it was actually cold
in the afternoon
I go out by car
I got chills
came back in the evening
seeing moco on the sofa
if I read the last two chapters in the room upstairs
it’s already dark
with moco
did not go for a walk
in the penultimate chapter of the novel
the woman was a love-hotel cleaner
her work is over
she got lost on the snowy road on her way home
she was looking up at the stars on the treetops of the forest
there
was something overflowing
・
The spring gives birth to a river *
昼前から
実は
寒かった
午後に
クルマで出掛けて
悪寒がして
帰ってきた
夕方に
帰って
ソファーにいたモコを
見届けて
読みかけの
小説の
最後の二章を二階の部屋で読んだら
もう暗くなってて
モコと
散歩に
行かなかった
小説の最後から二つ目の章で
女はラブホテルの掃除婦をしていた
仕事が終わり
帰りの雪道ではぐれて
女は森の梢の星を見あげてた
そこに
溢れるものがあった
・
この泉は流れ出て川となっている *
* twitterの「楽しい例文」さんから引用させていただきました.
#poetry #no poetry,no life