無一物野郎の詩、乃至 無詩! 110 megu さんへ
さとう三千魚
みちばたに
いる
わたしも
いる
かたすみの
ちいさな
ピンクの
ヒメツルソバ
咲いてる
まるく
咲いている
***memo.
2024年11月23日(土)、
静岡一箱古本市の日に、水曜文庫での”無一物野郎の詩、乃至 無詩!” 第31回で作った110個めの即詩です。
タイトル ” 小さな ”
好きな花 ” ヒメツルソバ ”
#poetry #no poetry,no life
みちばたに
いる
わたしも
いる
かたすみの
ちいさな
ピンクの
ヒメツルソバ
咲いてる
まるく
咲いている
***memo.
2024年11月23日(土)、
静岡一箱古本市の日に、水曜文庫での”無一物野郎の詩、乃至 無詩!” 第31回で作った110個めの即詩です。
タイトル ” 小さな ”
好きな花 ” ヒメツルソバ ”
#poetry #no poetry,no life
れんげの花
摘んで
あなたと
生きたい
れんげを
味噌汁にいれて
あなたと
暮らしたい
あなたに
れんげの花を
あげたい
***memo.
2024年11月23日(土)、
静岡一箱古本市の日に、水曜文庫での”無一物野郎の詩、乃至 無詩!” 第31回で作った109個めの即詩です。
タイトル ” これから ”
好きな花 ” れんげ ”
#poetry #no poetry,no life
昨日は
伊豆稲取の詩野さん* に
会いに
いってきた
片道134kmをクルマで走った
沼津から
天城峠を越えて
うねうねと山道を走った
詩野さんは稲取の丘の上のガソリンスタンドを改装している
無骨な棟梁さんが壁をぶち抜いて窓を作ったのだという
そこから
海が見えた
” bookend “という人が集える場所を作ろうとしている
ひとは何故つどうのか
ひとは何故生きるのか
ひとは何故死ぬのか
詩野さんの笑顔をみた
少女のようだった
しあわせなんだなと思えた
わたしも
いつか
いなくなるが
会えてよかった
* 詩野さんは、子鹿社の社長、詩野さんのことです.
#poetry #no poetry,no life
クルマで
きた
275km
クルマできた
かつて更埴市といった
千曲にやってきた
根石さんと
蕎麦を食べた
きのこ鍋でビールを飲んだ
福寿の温泉にはいる
二本の脚を伸ばす
首まで湯に浸かる
詩は”結果”なのかなあ
湯舟で
根石さん*はいう
“仮定”でしょ
“結果”だとしたら
酷すぎる
湯舟でわたしいう
根石さんの問いには”仮定”があり”過程”がある
深夜に
根石さんとコンビニまで歩く
根石さんはおむすびを買う
わたしは赤いリンゴを買う
* 根石さんは、詩人の根石吉久さんのことです.
#poetry #no poetry,no life
本屋に
猫がいる
猫は
テーブルの下を歩いてきた
白と黒の毛の
猫の
瞳が大きい
集まった人たちはここで詩を書いた
“方代”と
“顕信”と
“星の王子”を連れてきてくれた
・・・
** この詩は、
2024年11月1日 金曜日に、書肆「猫に縁側」にて開催された「やさしい詩のつどい」第10回で、参加された皆さんと一緒にさとうが即興で書いた詩です。
#poetry #no poetry,no life
おとといかな
こだまに
乗る
東に上るときは
いつも
こだまだった
こだまは
全部の駅に停まる
駅を発つ
そのとき
景色は
ゆっくり流れる
由比の海を見る
トンネルの切れ目で一瞬
海を
見る
おとといは
灰色の海を見た
空の色を映していた
聖蹟桜ヶ丘の駅に向かっていた
中学の頃か
新川さん*の編んだ本を持っていた
「愛の詩集」
だったか
数年前
施設から
葉書をもらったことがあった
あなたの名前は
両面を焙って手で割きながら酒の肴にしたら
美味しいだろうな
腰を痛めて
ここでは月を見ていない
緑は私の一番好きな色です
そんなことが
書かれていた
空に白い月が浮かんでいた
* 新川さんは、詩人の新川和江さんのことです.
#poetry #no poetry,no life
夕方に
行った
今日も
行った
マリーナ横の
夕方の
海の
ゆらゆら
揺れてる
見てた
ゆらゆら
ゆらゆら
揺れている
すべての青い波は揺れている
すべての青い波が揺れている
夫婦の釣り人ふたりは昨日もいた
ふたりは並んで釣っていた
釣り糸を垂れ
撒き餌を撒き
黒鯛を
狙って
いる
揺れてる
浮のまわりの
ボラたちの
腰を振っている
平たい唇で餌を吸っている
青い波の
暮れて
群青になる
ゆらゆらの波の群青になる
ゆらゆらの海の群青になる
#poetry #no poetry,no life
昨日も
行ってた
昨日も
海に行ってた
知り合いのおじさんが
マリーナ横で
竿を出していた
黒鯛をねらっていた
陽に焼けた
白髪の
おじさんはいた
ずいぶんと会ってなかったな
おじさんは
おとなしく話す
おじさんは
オレンジの軽トラに乗っている
膀胱と前立腺を手術でとったんだと言った
海浜公園の土手の坂はもう登れないから
ここで竿を出している
と言った
今日も
海に
行ってみた
おじさんはいた
おじさんに会えた
マリーナ横の海は
空を映して
青く
うねうね揺れていた
風に吹かれていた
夕方に帰ってきた
#poetry #no poetry,no life
はじめての
花は
クリーム色の
バラの
花だよ
おおきな
バラだったよ
あれから会ってない
けれど
いつも
いっしょだよ
クリーム色のバラの花だよ
***memo.
2024年10月5日(土)、
京都 徳正寺 門前での”無一物野郎の詩、乃至 無詩!”第29回で作った108個めの即詩です。
タイトル ” わたしに足りないもの ”
好きな花 ” クリーム色の大輪のバラ ”
#poetry #no poetry,no life
歩いていると
バラに
出会う
近所のヒトが
庭に
植えている
いろんな
バラが
いる
なにもかも
好き
になる
***memo.
2024年10月5日(土)、
京都 徳正寺 門前での”無一物野郎の詩、乃至 無詩!”第29回で作った107個めの即詩です。
タイトル ” なにもかも ”
好きな花 ” 近所のバラ園のバラ全部(いろいろな色) ”
#poetry #no poetry,no life