歲終之俳

 

Sanmu CHEN / 陳式森

 
 

1
幽深地在意
一抹松香的氣息
散落光線裡

 

2
沉默的流星
翼翼劃過寂寂晨
唯一的光䊹

 

3
副歌漸遠山
鷓鴣歇翅金木穉
遲遲花未開

 

4
喪鐘爲誰鳴?
新笋不懈地碰撞!
春天轟然塌

 

5
不馴的山猪
懾憾巖壑的陰森
疼痛著山筍

 

6
春風莽蒼蒼
琴弦深沉的段落
擊中了骨骼

 
 

 

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野営地にて

 

工藤冬里

 
 

起きたら別の国
病気も治っている
でも本当に起きたら目がアコーディオンの蛇腹
バカにされる
ばかにされつづける
起きたら別の国
馬鹿ねお父さん
バカにされる
ばかにされつづける
起きたら別の国
私たちはベト・エシモトからアベル・シッテムにかけて広がっていた

 

 

 

#poetry #rock musician

塀 404, 405, 190910
塀 406, 407, 408, 190915
塀 409, 410, 411, 412, 413, 190917
塀 414, 190919

 

広瀬 勉

 
 


404 : 190910 東京・杉並 阿佐谷南

 


405 : 190910 東京・杉並 成田東

 


406 : 190915 東京・杉並 高円寺北

 


407 : 190915 東京・杉並 高円寺北

 


408 : 190915 東京・杉並 高円寺北

 


409 : 190917 東京・杉並 阿佐谷南

 


410 : 190917 東京・杉並 高円寺南

 


411 : 190917 東京・杉並 高円寺南

 


412 : 190917 東京・杉並 高円寺南

 


413 : 190917 東京・杉並 高円寺南

 


414 : 190919 東京・新宿 四谷

 

 

 

#photograph #photographer #concrete block wall

ここは静かな最前線

 

工藤冬里

 
 

スポーツカーの若者は大概テゲアパートに住んでいる
俺たちは冬の軍団だ!というのがあったけど十月がどうなったかは覚えてない
昔はボリじゃなくてボルシェビキと呼んでいた
ボルをねむらせボルの屋根に雪ふりつむ
ポルシェの若者のコーポに雪ふりつむ
つきつめるととろつきつとやつつけあけぼの伊豆
俺たちは冬のレギオンだ〈エコー〉
あゝ私は春のレギンス
ダーリンダーリンスターリン自他隣人
hinemos統合監視はノータリン

 

 

 

#poetry #rock musician

a spirit level

 

工藤冬里

 
 

目を屡叩せて白人のインドはヒンド 
易経の越境 
死​と​契約​を​結び墓​と​協定​を​交わし​た 
鮫の激流​が​通り過ぎる時も元の森の湿原まで​は​来​ない 
月六ペンス副は​うそ​を​避難​所​とし偽り​の中​に​身​を​隠し​た​の​で 
悪阻の原に試さ​れ​た​石​を​植える 
百十の王の綱を張りここで一句

正しさの水平器を置く頻度

雹​が​偽り​の​避難​所​を​一掃し水​が​分離派建築​を​押し流す
インドアヒンディーシャーマンの死​と​の​契約​は​解消​さ​れ墓​と​の​協定​は​無効​に​なる 
下口の鮭の代わりに鮫の激流​が​通り過ぎる​時​押しつぶさ​れる墓川の
一度閉じた眼は開くことはなかった 
家族を守る大義など下流に流され 
石を剥がすと元森のお爺さんが饐えた菊のようになって 
白くポキポキしていた
齶田の乳頭温泉郷で 
死んだ人に再会する 
ミシンの影 
正しさの水平器を置く頻度

 

 

 

#poetry #rock musician