無一物野郎の詩、乃至 無詩! 69 utano さんへ
さとう三千魚
子鹿がいる
子鹿のいる
ところに
ハルジオンも
いる
咲いてる
雨のよるに
咲いて
いる
会いに
いく
***memo.
2024年5月25日(土)、
静岡一箱古本市の日に水曜文庫での即興詩イベント、
「 無一物野郎の詩、乃至 無詩!」第二十五回で作った69個めの詩です。
タイトル ”雨の夜、子鹿のいるところ”
好きな花 ”ハルジオン”
#poetry #no poetry,no life
子鹿がいる
子鹿のいる
ところに
ハルジオンも
いる
咲いてる
雨のよるに
咲いて
いる
会いに
いく
***memo.
2024年5月25日(土)、
静岡一箱古本市の日に水曜文庫での即興詩イベント、
「 無一物野郎の詩、乃至 無詩!」第二十五回で作った69個めの詩です。
タイトル ”雨の夜、子鹿のいるところ”
好きな花 ”ハルジオン”
#poetry #no poetry,no life
体調よくないターンに陥る
とにかく寝すぎていて起きていない
ここまでは久しぶりかな
外の風があたたかいのかもわからぬ日々
時折少しだけ歩く
問題の根っこを知っている
と思いこんでいたのだけれど
だとしたら生きるしかないんだ
ここでこの世よさらば!
なんてまったくの論外
わたしはこの生にしがみついて生きるのだと決めたのだ
けれども年齢的に若過ぎもせず、熟成もされていないちゅうぶらりんのわたしは
何を見、何を書けば生きていけるのだろう
何もかもを見て、何もかもを書き出したいのに
今はその時ではないということか
私のあとに何が残るのだろうな
誰の記憶にもあまり深く刺さらぬ存在でいたいような
けれどもことばだけは誰かのこころに
ずんとくるいっしゅんくらい、あったらいいのに
高望み高望みと、通院帰りをとぼとぼ歩く