透明なアクリル板 ***

 

無一物野郎の詩、乃至 無詩! 10     saki 様へ

さとう三千魚

 

 

からっぽ

いうのかしら

透明な
アクリルと

いうの
かしら

そこに
白く

咲いていたよ

リョウブの花

咲いていた
揺れていた

 

 

memo.

2022年7月3日(日)、静岡市の水曜文庫という書店で行ったひとりイベント、
「 無一物野郎の詩、乃至 無詩! 第二回 」で作った詩です。

お客さまにお名前とタイトル、好きな花の名前を伺い、その場で詩を体現しプリント、押印し、捧げました。

タイトル ”透明なアクリル板”
花の名前 ”リョウブ”

 

 

 

#poetry #no poetry,no life

湖上にて ***

 

無一物野郎の詩、乃至 無詩! 09     junko様へ

さとう三千魚

 
 

淡水に

きみは
うまれた

底に

積もってた

めだか
泳いでた

いつか

咲いた

白い花
ひろげた

睡蓮

光っていた
揺れていた

 

 

memo.
お名前とタイトル、好きな花の名前を伺い、その場で詩を体現しプリント、押印し、捧げます。

タイトル ”湖上にて”
花の名前 ”睡蓮”

 

 

 

#poetry #no poetry,no life

うつりゆく景色 ***

 

無一物野郎の詩、乃至 無詩! 08     kiyomi様へ

さとう三千魚

 
 

過ぎていったよ
雲のよう

流れていったよ

大切なもの
わたしの

ひと

あじさいの
花のなかに

かたつむり
いるよ

いるよ

 

 

memo.

2022年5月28日(土)、静岡市の水曜文庫という書店で行ったひとりイベント、
「無一物野郎の詩、乃至 無詩!」で作ったやっつめの詩です。

お客さまにお名前とタイトル、好きな花の名前を伺い、その場で詩を体現しプリント、押印し、捧げました。

タイトル ”うつりゆく景色”
花の名前 ”あじさい”

 

 

 

#poetry #no poetry,no life

おとうと ***

 

無一物野郎の詩、乃至 無詩! 07     kenta様へ

さとう三千魚

 
 

叫びたい

ことが
ある

けど
叫ばない

話したいことが
ある

けど
話さない

おとうとは
レンゲ畑に佇っていた

バットを
振りまわしていた

レンゲの花が
咲いていた

一面に咲いていた

若い
若い

おとうとがいた

 

 

memo.

2022年5月28日(土)、静岡市の水曜文庫という書店で行ったひとりイベント、
「無一物野郎の詩、乃至 無詩!」で作ったななつめの詩です。

お客さまにお名前とタイトル、好きな花の名前を伺い、その場で詩を体現しプリント、押印し、捧げました。

タイトル ”おとうと”
花の名前 ”レンゲ草”

 

 

 

#poetry #no poetry,no life

夜明け前の結婚式 ***

 

無一物野郎の詩、乃至 無詩! 06     ryouta様へ

さとう三千魚

 
 

手を
繋いだ

ことがある

夜中に
手を繋いだこと

がある

夜明け前に

きみの花が咲く
のをみた

ほそい首の先に
ピンクの花を咲かせて

いた
エケベリア

夜明け前に

いつまでも
きみをみていたい

 

 

memo.

2022年5月28日(土)、静岡市の水曜文庫という書店で行ったひとりイベント、
「無一物野郎の詩、乃至 無詩!」で作ったむっつめの詩です。

お客さまにお名前とタイトル、好きな花の名前を伺い、その場で詩を体現しプリント、押印し、捧げました。

タイトル ”夜明け前の結婚式”
花の名前 ”エケベリア”

 

 

 

#poetry #no poetry,no life

ひらく ***

 

無一物野郎の詩、乃至 無詩! 05     sumire様へ

さとう三千魚

 
 

みたことが
ある

みたことが
あった

紅い色の
花が

風に吹かれていた
ゆれていた

紅い花
散っていった

風に
舞った

枝に棘を残して
いった

 

 

memo.

2022年5月28日(土)、静岡市の水曜文庫という書店で行ったひとりイベント、
「無一物野郎の詩、乃至 無詩!」で作ったいつつめの詩です。

お客さまにお名前とタイトル、好きな花の名前を伺い、その場で詩を体現しプリント、押印し、捧げました。

タイトル ”ひらく”
花の名前 ”ブーゲンビリア、紅い”

 

 

 

#poetry #no poetry,no life

山の朝 ***

 

無一物野郎の詩、乃至 無詩! 04     kanda様へ

さとう三千魚

 
 

足元に
いたのか

そうか
わからなかった

エーデルワイス
白い花

きみは
朝の

山の空に
星の声を聴いていた

 

 

memo.

2022年5月28日(土)、静岡市の水曜文庫という書店で行ったひとりイベント、
「無一物野郎の詩、乃至 無詩!」で作ったよっつめの詩です。

お客さまにお名前とタイトル、好きな花の名前を伺い、その場で詩を体現しプリント、押印し、捧げました。

タイトル ”山の朝”
花の名前 ”エーデルワイス”

 

 

 

#poetry #no poetry,no life

山道に咲く花 ***

 

無一物野郎の詩、乃至 無詩! 03     kokoro様へ

さとう三千魚

 
 

木漏れ日の

下を
歩いて

いった
みどりの

台座のうえに
首を長くして

きみは
いたね

オオイヌノ
フグリ

きみの
青い色の

瞳は深かった

 

 

memo.

2022年5月28日(土)、静岡市の水曜文庫という書店で行ったひとりイベント、
「無一物野郎の詩、乃至 無詩!」で作ったみっつめの詩です。

お客さまにお名前とタイトル、好きな花の名前を伺い、その場で詩を体現しプリント、押印し、捧げました。

タイトル ”山道に咲く花”
花の名前 ”オオイヌノフグリ”

 

 

 

#poetry #no poetry,no life

のはら ***

 

無一物野郎の詩、乃至 無詩! 02     Urara様へ

さとう三千魚

 
 

ゆめを
みたんだ

野原のうえには

青空が
ひろがっていた

白い
雲が

浮かんでいた

あなたは窓辺に
佇っていた

庭には
もっこうばらの

花が
咲いていたね

黄色い花が

 

 

memo.

2022年5月28日(土)、静岡市の水曜文庫という書店で行ったひとりイベント、
「無一物野郎の詩、乃至 無詩!」で作ったふたつめの詩です。

お客さまにお名前とタイトル、好きな花の名前を伺い、その場で詩を体現しプリント、押印し、捧げました。

タイトル ”のはら”
花の名前 ”もっこうばら”

 

 

 

#poetry #no poetry,no life

みらい ***

 

無一物野郎の詩、乃至 無詩! 01     Yuriko様へ

さとう三千魚

 
 

あしたの
ことも

みらいの
ことも

わからないけど
ここに

わたし
いて

あなたがいて

薔薇が
咲くのを待っている

ピンクの薔薇
咲くのを

 

 

memo.

2022年5月28日(土)、静岡市の水曜文庫という書店で行ったひとりイベント、
「無一物野郎の詩、乃至 無詩!」で作ったひとつめの詩です。

お客さまにお名前とタイトル、好きな花の名前を伺い、その場で詩を体現しプリント、押印し、捧げました。

タイトル ”みらい”
花の名前 ”薔薇 (ピンクの)”

 

 

 

#poetry #no poetry,no life