バイバイ

 

爽生ハム

 

 

連れていって路面の羊たちよ、私らを波止場へ連れてって
連れて、

呼吸はほっさのダンスで連れてっ て、波止場とハンカチを求めてるから。ハンカチの姿、私の胸ポケットで水を吸う。私の胸ポケットで泣け、

葬るしょうもない何かがバイバイや。
もしかしたら
人の涙を願ったりカッコつけたり、偽善だった、あの拭いてくれは私の笑顔でねじこまなければ、いけない?消失ごと?

ぞっくりと…

細工する姿を見つめ、ひと息したら…皆の涙を拭いて回りたい。

その頃の、私は何かにつっかえて消えてるだろう。ハンカチで人の涙を持ち帰って嬉しさ反面、すぐに洗濯機に入れて、もう捨てるのさ。