篤い人 * 投稿日時: 2019年10月15日 投稿者: michio sato 返信 女が チケットを 買った 相撲を女と見ていた 台風の後で 見ていた 幕下以下の 裸の男たちが 土俵のうえで稽古をしていた 肉が肉にぶつかって 音をたてていた 土俵から叩きおとされている 裸で 擦り剥いたら 痛いだろう 鼻血を出している 裸の 幕下以下の 男たち たまに笑ったりしている 汗を流している 裸の胸が光っている 花道を勝って帰る力士がいた 負けて 帰る 力士もいた 篤い人は 裸で ひとり帰ってくる * 工藤冬里の詩「ABOUND」からの引用
また旅だより 14 投稿日時: 2019年10月15日 投稿者: michio sato 返信 尾仲浩二 韓国ポハンへ写真フェスティバルで行ってきた。 台風が朝鮮半島に上陸する数時間前に着陸。大荒れの済州島のニュースを観ながら眠る。 翌朝、台風は日本海へ去り爽やかな秋晴れ、ポハンは製鉄所と魚市場の街。 フェスティバルの会場は70年代に建てられた古いホテルで、自分の写真に囲まれて眠る三日間。 もちろん展示の合間の散歩とメッチュ(ビール)も楽しんだ。 それにしても今年は台風多いな。 2019年10月6日 韓国浦項にて