無下

 

工藤冬里

 
 

カミキリムシを集める山で
カマキリとゴキブリは親戚と知ったが
失くしたものに感傷的価値は無く
無くならないトラウマを即座にラップするだけ
タラコスパゲッティで太っている
走って行って抱きしめようとする
よたよたとゴキブリ
時間がかかる
陽性は
和田かマリ
ひとにわだかまり
歩く力がない
彼は裁かれないためにあらゆることをした

隠棲要請
院生養成
妖精幼生
Yo! say insane

ズポン暑い
無上と最高の違いは上がないかあるか
上は愛するよう期待する権利を持っている
下は苦しみを説明できない
最高の喜び方を教えよう
反対方向に向かっていたゴキブリの顎に鍵を引っ掛けて
振り向かせた
無上の喜びと無下の苦しみは
このような関係であった

 

 

 

#poetry #rock musician

戦争と平和

 

サフジカサク

 
 

こんな僕でも(こんな僕というものを知る人はほとんどいないのでしょうが)戦争や平和について考えることがあります。
8月だからでしょうか。

当然、戦争の経験などありません。
国と国の戦争ですね。
人が死ぬのは良くない。戦争に限らずですが。僕は人々の自分の命に対して望まない死を望んでいない。(望む死は好き好きです)

国と国の戦争を縮小解釈していくと、人と人の関係になると思います。
「あいつがきらい」
「その考え方は違う」
「こうしろ、ああしろ」
「そこをどけ」
「それをよこせ」
突き詰めるとそういうことですよね。戦争はいけないと分かっているけれど、日常の中でこういう考えを消すのは難しいものです。

76億人の頭からそれが消えれば戦争はなくなるのでしょう。(他にもいろいろなくなりそうですが)

平和というのは良く戦争の対としてかたられますが、戦争がないから平和というものでもないでしょう。誰かの平和は誰かの非平和。実に難しいものです。

まぁくだくだ書きましたが、戦争は無くなればいいです。
「武器よさらば」と言える日が来るといいですね。

僕はお先に言わせてもらいます。「武器よさらば。」