助ける人は一人もおらず惨めな人さえも残っていないほどだった

 

工藤冬里

 
 

El rey del sur chocará los cuernos con él 南の王は彼と角を突き合わせる
割ってみたら紫だったが甘くなくてかなしい
Mis enseñanzas caerán como la lluvia 私の諭は雨のように降る
Vuelvan a mí, y yo volveré a ustedes 帰って来い。そうすれば
“Sci-Fi Party”
Una nación ha invadido mi país ある国が私の国を侵略した
繰り返されるべき回数を超えて演奏されるミニマルが恐ろしいのは戸が開いてミミズが出てしまうからだ
今日も残り物の猪弁当です
濃いので卵で綴じていますから親子他人というよりケモノ丼といった趣です
それにしても北山認知軒のワンタンは髄を出し切る野蛮なスープが絶品だった。
一番寒い日にはわざと薄着にしたくなる
日本人ほど神を畏れる民族はいないが日本人ほど崇拝の方式に無頓着な民族もいない
サマリヤの如く全ての生い茂った樹の下に取り分けられた木や石の柱を置いている
恐れはあるのですからどんな方法で行うのが良いと思いますかと尋ねるだけで良いのです
ターメリックに漬けたマッカランが光っている
中野重治評論集が関東炊きの色濃さのなかに昭和は黒く染まって酌のあてとなっていた
メジャーに行くと却って無名になり遠ざかったような気がするのは悪霊の無名性を帯びるからだ
1970年潮7月号割腹半年前の三島寺山対談は二人共間違っているが必然とジグザグの偶然がぶつかり合っていて面白い
寺山が悟性、悟性と世の霊の悪影響を使い倒すのは古めかしくて良い
二人共コンピュータを悟性とすり替えるなという意見では一致していて流石慧眼ではあると思った
ウマブドウ毒かと思てましたが薬らしく
売ってますね
寺山はずるいブランショもずるい
僕にとって人を裁かないための唯一の方法は有罪者として裁かれる側に身を置いて無罪のための微かな窓の位置は確認しつつもsuspendeadの期間を絶望を食べながら生きることです

 

 

 

#poetry #rock musician