さとう三千魚
そこにいた
そこに
いて
しばらく
横に
なっていた
白い脚を伸ばしていた
緑色の
爪が
きれい
一瞬
空の蝶を眼が追っていた
空に雲が流れていた
・・・
** この詩は、
2024年3月27日水曜日に、書肆「猫に縁側」にて開催された「やさしい詩のつどい」第3回で、参加された皆さんと一緒にさとうが即興で書いた詩です。
#poetry #no poetry,no life
そこにいた
そこに
いて
しばらく
横に
なっていた
白い脚を伸ばしていた
緑色の
爪が
きれい
一瞬
空の蝶を眼が追っていた
空に雲が流れていた
・・・
** この詩は、
2024年3月27日水曜日に、書肆「猫に縁側」にて開催された「やさしい詩のつどい」第3回で、参加された皆さんと一緒にさとうが即興で書いた詩です。
#poetry #no poetry,no life
沈黙だけがあった
風の音は わたしに
何も語らなかった
物音ひとつ立てずに
目の前を 通り過ぎていった
妖精が放つ光は
役者を盲目にし
孤独を搔き立てた
汗と涙は 観者を発狂させ
沈黙は沈黙を閉じ込めた
すべてが一瞬のうちに
消えてしまった
残像さえも 影となって